Re:valeはキュートで愛嬌のある笑顔が印象的な百(もも)と、クールでミステリアスな雰囲気の千(ゆき)からなる2人組。多くの映画やドラマで主題歌を担当し、国内最大の音楽式典「BLACK OR WHITE」でも総合優勝を飾るなど、トップアイドルとして君臨しているアイドルグループだ。
会場を埋め尽くしたファンの熱い期待を背負いながら、キービジュアル衣装に身を包んだ百役・保志総一朗と千役・立花慎之介は、“絶対王者”らしい余裕のある足取りでステージに登場。代表曲の1つ「NO DOUBT」をリアレンジしたロックチューン「NO DOUBT -Re:act LIVE GATE style-」でオープニングを飾る。全曲フルバンドによる演奏は「アイドリッシュセブン」のライブでも初めて。2人はキーボード・堀倉彰がバンドマスターを務めるFuture Notes Bandと息の合ったパフォーマンスで、1曲目からトップアイドルの貫禄を見せつけた。
「みんなー! 楽しんでるかにゃー!?」「僕たちRe:valeと最高のステージにしようね」との呼びかけに、ファンはビビッドピンクとペールグリーンのペンライトを激しく揺らして応える。MCを挟んで披露されたのは2ndアルバムの新曲の1つ「夢雫」。「Buddy 二人だから Get it 乗り越えて来た」という歌詞には、数々の困難に立ち向かってきた今のRe:valeだからこその信頼感がにじむ。
ラストナンバーは「アイドリッシュセブン Second BEAT!」のエンディング主題歌に起用された「ミライノーツを奏でて」。爽やかなポップチューンを最後まで笑顔で歌い上げる姿はまさにトップアイドルだ。約2時間半の公演時間をあっという間に感じさせる魅力溢れるステージを届けた2人に、観客から惜しみない拍手が送られ、大きな喝采に包まれながらDAY1は幕を閉じた。