10月15日、岡山県の岡山国際サーキットでENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第6戦『スーパー耐久レース in 岡山』の公式予選が行われ、11月16日の午前に決勝レースが行われるグループ2はST-3クラスの63号車TRACY SPORTS RC350TWS(阪口良平/久保凜太郎/水野大)、午後にスタートするグループ1はST-Xクラスの16号車ポルシェセンター岡崎 911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)がポールポジションを獲得した。
15台で争われるST-5のAドライバー予選では、まず88号車村上モータースMAZDAロードスターの村上博幸が1分48秒829で首位につけると、Bドライバー予選では65号車odula TONE HERO’Sロードスターにトップの座を譲ったものの、88号車は2番手に続き、合算で3分37秒320を記録して65号車を下してみせた。
グループ2予選の後にはST-X、ST-Z、ST-2、ST-Qから3号車ENDLESS AMG GT4、244号車ニッサンZ Racing Conceptが参加するグループ1の公式予選セッションが行われた。
続くBドライバー予選では、23号車TKRI松永建設AMG GT3を駆る元嶋佑弥が1分29秒048を記録してトップで終え、777号車の藤井誠暢が1分29秒933で2番手、31号車DENSO LEXUS RC F GT3の小高一斗が3番手に続く。永井から16号車ポルシェを受け継いだ上村優太は1分30秒438で7番手となるも、合算で3分01秒009となった16号車がグループ1のポールポジションを手にした。
GT4規定の車両が接戦を繰り広げるST-ZのAドライバー予選をトップで終えたのは、1分37秒271を記録した885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4を駆るHIRO HAYASHI。2番手に500号車5ZIGEN AMG GT4の大塚隆一郎、3番手にこの岡山からMY CARS CSIRacingとして参戦することになった310号車HIRIX★EIKO GT4が続いた。
スーパー耐久機構が認めた開発車両が参加できるST-Qクラスは、毎戦速さを披露している3号車ENDLESS AMG GT4が小河諒と川端伸太朗によるアタックで3分10秒703を記録してグループ1の8番手につけた。同じくグループ1に参加する244号車ニッサンZ Racing Conceptはグループ16番手からレースに臨む。
また、水素カローラこと32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptは、いつもならMORIZOが登録されているBドライバーに、今回は石浦宏明を登録してグループ12番手につけ、55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio conceptは同16番手から決勝レースに挑むことになる。16日の決勝はグループ2が8時30分、グループ1は13時30分にスタートが切られる予定になっている。