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露ピアニストの音楽を香りで表現 「ラニュイ」が新作アロマキャンドルを発売

2022年10月14日 20:21  Fashionsnap.com

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「ソナタ7番白ミサ、9番黒ミサ、10番昆虫」香水セット(税込2万7500円)

Image by: ラニュイ
クラシック音楽を香り化する「ラニュイ(La Nuit)」が、ロシアの作曲家でピアニストのアレクサンドル・スクリャービン(Alexander Scriabin)の生誕150周年を記念して、同氏のピアノ曲を題材とした香りを発表した。10月19日から伊勢丹新宿店で開催されるサロン ド パルファン 2022で先行発売する。

 香りの題材には、スクリャービンの後期のピアノ曲をセレクト。調香は「かほりとともに、」を主宰する沙里が担当した。アイテムは「7番白ミサ」「9番黒ミサ」「10番昆虫」を題材にした香水(各10mL)、スクリャービンに関する読み物が入ったブックレット、同氏の録音を収録したCDのセット(2万7500円)を展開。ブックレットはアレクサンダー・ガジェヴ(Alexander Gadjiev)、福間洸太朗、阪田知樹といった国内外のスクリャービンの楽曲を演奏するピアニストへのインタビューやスクリャービン研究家の解説などを収め、CDでは著作権が切れたSPやLPなどをCDで復刻する音楽レーベル「Sakuraphon」とコラボレーションした。
 このほか、「詩曲 炎へ向かって」が題材の香りを採用したアロマキャンドル(8910円)を発売。香料は、火の国と称される熊本県原産の果実「不知火(しらぬい)」を使用した。「バロン(BALLON)」とのコラボレーションによる「アロマオーナメントセット」(1万6500円/いずれも税込)では、同じく「炎へ向かって」の香りを使用したアロマオイル(10mL)、手のオーナメント、冊子を同梱。石膏で型取りした手のアロマオーナメントにアロマオイルを垂らすことで、ルームディフューザーとして使用することができる。手のオーナメントは右手と左手の2種類を用意し、ピアニストの福間洸太朗氏の手の型を取った。

■ロン ド パルファン 2022会期:2022年10月19日(水)~10月24日(月)場所:伊勢丹新宿店 本館6階催物場時間:10:00~20:00※最終日の入場は18時まで※19日はMIカード会員(10時より)、三越伊勢丹アプリ会員(14時より)のみ入場可能 ■ラニュイ:オンラインストア