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犬とのクルマ旅に最適? 運転大好き女子が軽キャンパー「愛犬くん」をチェック!

2022年10月14日 12:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
「横浜キャンピングカーショー2022」を訪れた運転大好き女子の一瀬優美さん。軽自動車ユーザーで将来は保護犬と暮らすことを夢見る一瀬さんが気になった1台は、その名も「愛犬くん」という軽キャンパーでした。どんなクルマなのでしょうか?


○ワンちゃん重視の装備が充実!



さまざまなキャンピングカーが並ぶ展示会。その中で、目を引くクルマがありました。「愛犬くん」……! 名前からして愛犬との旅に特化しているキャンピングカーであることは一目瞭然ですが、いったいどんな仕様になっているのか気になります。このクルマを作った軽キャンピングカー製造販売店「オートワン」(神奈川県)の方にお話を聞きました。


実は、少し昔ですが私も実家でチワワを飼っていました。



基本的にはどこへ行くにも一緒で、1人でお留守番をさせたことはなく、もちろん旅行にも連れて行っていました。いつもクルマで出かけていたのですが、どうしたら愛犬も車内で快適に過ごせるのか、母親が試行錯誤していたことを思い出します。



こちらの「愛犬くん」は「給電くん」という軽キャンパーをベースとしていて、もともと水回りや電気関係が充実しているクルマだったそうです。「愛犬くん」誕生のきっかけは、「愛犬の足を洗うとき、汚れずに快適に洗える仕様にしてほしい」というお客さんの声でした。


確かに、「愛犬くん」のリアには画期的な足洗い場がありました!


洗い場はスライド式なので簡単に引き出すことができます。ストッパーもついているので、安全面もしっかりしていますね。なんと、洗い場にはシャワーまでついていました! お散歩した後、すぐに足を洗ってあげることができるので、車内も愛犬も清潔に保つことができます。水道を探したり、抱っこしながら足を拭いてあげる必要もないので、飼い主にも優しい設備ですね。



シャワーの隣には水飲み場もありました。ペットボトルを設置するだけで簡単にいつでも愛犬に飲ませてあげられるので、お皿を用意する必要もなければ引っ掛けてこぼしてしまう心配もありません。

こちらの「愛犬くん」は断熱にも力を入れているそう。断熱材は5層構造になっているとのことです。車内の温度をセンサーで感知し、熱気を自動で排出してくれるベンチレーターもついているので、ワンちゃんも快適に過ごせそうですね!


シートもペットの抜け毛を考慮し、ファブリックシートではなくレザーマットになっています。掃除がしやすく拭き掃除も簡単にできるのがいいですね。


ケージ置き場やトイレシート、コロコロなどを収納できる小物置き場もかなり充実していました。床下にもスペースがあるので、ペットとの旅行に必要なアイテムはほとんど収納可能ですね。何かあった時のためにいろいろと準備しておきたいので、こういった細かい配慮も嬉しいです。



ここまで充実している車内ですが、人間=飼い主さんが2人まで車中泊することも可能とのことです!

○災害時にはペットとの避難所にも



普段は愛犬とのお出かけや旅行に重宝する「愛犬くん」ですが、災害時にも活躍しそうです。災害時の避難所には、ペットと一緒では入れないことがあります。そんなとき、「愛犬くん」はペットと共に過ごせる臨時の避難所として使えるからです。


最近はシングルの女性でペットを飼っていらっしゃる方が増えているようですが、「愛犬くん」は軽自動車なので、「大きなクルマだと運転が怖い……」という方でも、かなり運転がしやすいと思います。キャンピングカーというとかなり大きいクルマのイメージがあったのですが、「愛犬くん」はコンパクトながら設備はしっかりしているので、とても扱いやすいキャンピングカーだと思いました。実際に私も、普段はスズキ「エブリイ」に乗っていますが、小回りが利いて運転しやすいです。



愛犬と愛犬家のことを第一に考えてくれている「愛犬くん」。車内の温度管理、室内の収納スペース、足洗い場など、かなり配慮の行き届いたワンちゃんのためのキャンピングカーでした。私もいつか愛犬を迎えることになったら、このクルマでいろんな場所へお出かけしたいです!



一瀬優美 いちのせゆうみ 1993年神奈川生まれ。アイドルやレースクイーン、イベントコンパニオンとして東京モーターショーや東京オートサロンなどの自動車関係イベントに出演。現在は撮影会の運営をしつつ自身も出演している。ドライブが大好きで音楽を聞きながらあてもなく出かけているが、誰かを乗せると途端に緊張してしまう。仕事が好きで趣味は仕事、特技は貯金。夢は広いドッグラン付きの家に住んで保護犬と暮らすこと。Twitter:@s2yuumi。Instagram:yuumi_ichinose。 この著者の記事一覧はこちら(一瀬優美)