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【花のプロが指南】花束をもらったらおうちですること- 意外に知らない飾り方TIPS

2022年10月14日 07:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
お祝いごとやお誕生日など、折にふれてお花をいただく機会があると思います。せっかくいただいたお花は、できるだけ長く楽しみたいもの。もらったお花をより長く楽しむためのお手入れ方法をご紹介します。

○ギフトでもらうのは「花束」か「アレンジメント」


フラワーギフトには大きく分けて「花束」「フラワーアレンジメント」というスタイルがあります。



「花束」は、花瓶に移し替えて飾ります。



「フラワーアレンジメント」は、かごなどの容器の中に入れた吸水性スポンジに、花を挿すように活けたものです。移し替えずにそのまま飾れます。

花束のお手入れ方法


花束は、持ち帰ったらすぐにラッピングやリボンを外し、花瓶に水を張って飾ります。



花を束ねている紐は、そのままでも外してもかまいません。紐をつけたままにしておくと、プロの花屋さんがきれいに束ねた形そのままに飾ることができます。ただしきつく縛られていると葉や茎が傷んだり、空気の通りが悪くなってしまうこともあります。

水に活ける際は、茎の先端を切り直してください。切り口が新鮮になることで水を吸い上げやすくなります。また、水に浸かる葉があれば取り除きます。



また、水は毎日交換し、清潔を保ちましょう。また水の交換のたびに茎の先端を切り直して、水の吸い上げをよくすると、花が長持ちします。

フラワーアレンジメントのお手入れ方法


アレンジメントは、いただいたときには花を保護するため、セロハンに包まれていることが多いと思います。切り花が蒸れて傷んでしまうのを防ぐために、持ち帰ったらすぐにセロハンを外しましょう。



そのまま飾れますが、水やりを行うと長く楽しめます。スポンジが乾く前に水をやります。水やりのタイミングはスポンジを触って確認しましょう。水をやるときは、切り花が刺してある根本の部分から流し込むように入れます。器から溢れない程度の量を入れましょう。



傷んだ部分があると、そこから雑菌が繁殖して水を汚してしまいます。傷んだ部分だけ摘み取るか、茎ごと引き抜きます。引き抜いたら、全体のバランスを見て他の花を移動したり追加すると見た目がよくなるでしょう。

切り花を飾る場所


植物なので日当たりのよいところがふさわしいと思いがちですが、実はそうではありません。切り花は、直射日光や風(エアコンや扇風機など)が当たると、傷みやすくなってしまいます。日差しが差し込む窓辺や、エアコンの送風を避けて飾りましょう。



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