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トム・クルーズ、解雇された元スタッフから度重なる脅迫でセキュリティチームを強化

2022年10月13日 17:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

度重なる脅迫に警備体制を強化したトム・クルーズ
俳優トム・クルーズと映画監督のクリストファー・マッカリーが、解雇された元スタッフから度重なる脅迫を受けていることが明らかになった。その中には殺害をほのめかす脅迫もあり、トムもクリストファーも警備体制を強化する事態になっているという。

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トム・クルーズは今年5月に公開された『トップ・ガン』シリーズの続編『トップ・ガン マーヴェリック』で主役を演じ、世界的大ヒットを記録した。現在は代表作『ミッション・インポッシブル』シリーズ8作目の撮影を主にイギリスで行っている。

そんなトムが、このほど殺害予告を含めた度重なる脅迫を受けていることが分かった。『ミッション・インポッシブル』シリーズでメガホンをとり、トムと共に数々の映画を手掛けてきた映画監督のクリストファー・マッカリーも標的になっているという。

脅迫しているのは電車が横転するシーンなどの撮影場所を探す担当だった元スタッフの男で、理由は明らかとなっていないが彼がロケ地として見つけてきた場所は実際に映画で使用されたことはなく解雇されている。英メディア『The Sun』によると、男は解雇されたことを不服としてトム、クリストファー、大手映画配給会社のパラマウント・ピクチャーズを相手に訴訟を起こしたそうだ。

この男からの度重なる脅迫が原因でトムはセキュリティチームを強化、クリストファーもボディーガードを雇うなど対応措置をしたそうで、関係者は同メディアにこのように話している。

「トムとクリストファーは現在イギリスで『ミッション・インポッシブル8』の撮影中ですが、以前勤めていた元スタッフのせいで重い空気になってしまいました。今は万全の警備対策をとっている状態です。」

「映画の世界が現実の生活に入り込んできた感じですね。セットの中では脅迫と厳重警備なんてよくありますけど、それと同じことがカメラが回ってないところでも起きているんです。」

「トムは有名人なのでボディーガードなどセキュリティをつけることにも慣れてますが、クリストファーにとっては初めての経験です。でも危険を冒すわけにはいきませんからね。」

また元スタッフの男は、他にもトムとロシアの新興財閥の癒着やFBIがパラマウント・ピクチャーズの金銭の流れを調査していることを示唆しているが、事実かどうかは分かっていない。

脅迫の中でも撮影は続いているようで、関係者はこのように明かした。

「こんな風になってしまいましたが、同映画に関わっている人たちは何もやましいことはなく問題ないと自信を持っています。怒った元スタッフのただの嫌がらせですね。」

画像2枚目は『Tom Cruise 2018年10月3日付Instagram「Thank you to everyone who supported Mission: Impossible Fallout in theaters.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)