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King & Prince 髙橋海人、ドラマ『ボーイフレンド降臨!』座長としての奮闘明かす 木村拓哉から激励メッセージも

2022年10月12日 06:11  リアルサウンド

リアルサウンド

田中みな実、髙橋海人、桜井ユキ(写真=柚月裕実)

 King & Princeの髙橋海人が主演を務めるドラマ『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)が、10月15日にスタートする。10月10日に行われた制作発表記者会見には、髙橋をはじめ、ダブルヒロインの桜井ユキ、田中みな実が登壇し、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影現場の様子などをたっぷりと語った。本稿では会見の中から座長・髙橋海人にフォーカスを当ててみたい。


(関連:【写真あり】髙橋海人『ボーイフレンド降臨!』会見レポ


 髙橋にとって初の単独主演となる本作。演じる役どころは、23歳の謎多き記憶喪失の青年・アサヒ。ヒロインを務める桜井ユキは、小さな広告代理店に務める茶谷かしこ役、田中みな実は小劇団で女優をしている佐藤渉役を演じる。共に恋も仕事もいまいちな35歳の2人の前に突如現れたアサヒと共に、12歳差の男女3人が繰り広げる“トライアングル・ラブコメディ”となっている。


 髙橋は冒頭で、「今回の役は初主演で、初ラブコメ、初1人二役という初めてづくしの役で日々奮闘しております」と笑顔を浮かべながら語った。また、初めての座長としての心境を聞かれると、「もうお話いただいたときにはもうびっくりして。僕の器ではできるのかなっていう、その器の小ささをすごく感じていた。でも本当にせっかくの機会なので、頑張ってやらせていただこうかなと」とコメント。


 続けて「座長に関しては、今まで素敵な先輩方の背中を見せていただいてお芝居を頑張ってきたんですけど。やっぱりみなさん、そして木村拓哉さんともこの間(芝居を)やらせていただいたんですが、本当にすごいんですよ。現場での立ち振る舞いだったり、お芝居の向き合い方だったり、スタッフやキャストみんなとの向き合い方だったり。そんな急に……素敵な先輩方のようにはなれないと思うけど、自分なりに現場を明るく、癒しながら臨めたらいいなって思ってます」と、前向きに語った。


 現場での髙橋の存在感について質問が及ぶと、田中は「トイプードルみたい」と例えながら、髙橋が来るとキャスト、スタッフ一同が幸せな気持ちになれると語れば、桜井も「すごく柔らかくて、いつも周りに“圧ゼロ”というか。本当にいつも穏やかな安定した温度でいてくれる」と座長としての姿勢を称賛。一方で、田中は「芝居のスイッチが入ると、途端に役者さんになる」と、髙橋の俳優としての姿を明かす場面も。


 記者から、初座長を務めるにあたって「事務所の先輩やメンバーからアドバイスや応援のメッセージはあったか?」と聞かれると、髙橋は「撮影してるときに、本当にたまたまなんですけど、木村拓哉さんと遭遇いたしました」と、今年4月期放送のドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)で共演したばかりの木村と、偶然遭遇したことを明かした。髙橋は「たまたまなんですよ、プライベートの木村さんがいらっしゃっていて。というのもスタッフさんが止めてたんですよ、撮影途中に」と明かし、「僕、びっくりしすぎて、手しか振れなくて……。木村さん行っちゃったんですけど、また戻ってきてくださって。そのときに木村さんに『座長なんだから、座長らしくどんと胸張って頑張れよ』って言ってもらえましたね」と木村からのメッセージを明かした。


 また、ラブコメにちなんで「最近キュンとしたこと」について聞かれると、髙橋はKing & Princeのコンサートツアー中での一コマを挙げた。「先日、愛知のガイシホールでライブがあったんですけど、ファンの方のうちわをぱっと見たら『私たち婚約しました』って書いてあって。その報告をしてくれたそのカップルにキュンとしました」と、髙橋の穏やかな性格が感じられるようなエピソードを披露した。


 会見の最後に挨拶を求められると、少し表情を引き締めた髙橋。「今日は改めて、お忙しい中集まっていただき本当にありがとうございました」と丁寧に挨拶をした上で、「最初にドラマのタイトル『ボーイフレンド降臨!』を聞いたときと、脚本を見たときに、すごいポップでキャッチーでインパクトのある作品になりそうだなって思いました」と初めて作品に触れたときの印象を語った。


 続けて「僕自身、タイトル負けというか、この作品にインパクト負けしないように、しっかりとお芝居で立ち向かっていけたらなと、意気込んでこの現場に臨んでおります。スタッフさんとキャストさん含め、みんなで楽しみながら素敵な思い出と時間を作って、それが観てくださるみなさんの週末を少しでも彩れたらなと、そんな風に僕は思っております。みなさま『ボーイフレンド降臨!』、楽しみにしててください」と、爽やかな笑顔を見せて会見を終えた。(柚月裕実)