仲の良かった友人でも、仕事や金銭が絡むと関係が悪化することがある。キャリコネニュースには「友人と絶縁した」ことがある読者の声が寄せられているが、今回は北海道の40代女性(建築・土木技術職/年収300万円)の体験談を紹介する。(文:コティマム)
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
「1年以上かけていればいつ解約しても大丈夫」のはずだった
女性は、小中学時代の友人と「大人になり子どもの運動会で再会」した。友人は「離婚で地元に戻ってきた」とのことで、それから保護者会などでたびたび一緒になり、交流を再開した。
「そんな折、友人から保険の加入を頼まれて、『迷惑をかけない。1年以上かけていればいつ解約しても大丈夫』というので安い保険に加入……」
女性は友人から頼まれ、保険を契約した。しかし1年半後、女性は病気が原因で生活が困窮する事態となってしまい、保険を解約したという。
「すると、いつの間にやら(保険会社を)退職していた友人から、『保険なんでやめたの?今解約されると、私が残りの半年分(の保険代金)と違約金を払わないといけなくなるから解約はやめて欲しい』と……」
保険解約に抗議してきた友人だが、女性も倒れて働けない状況だった。
「『生活保護になるため生命保険はかけられない』と食い下がったが、『言わなきゃバレない』『20万円近く請求こられたら私が破綻する』と言いたい放題」
そもそも「1年以上かけていればいつ解約しても大丈夫」な契約のはずだったが……。担当者が違約金を払わなければならない保険など、契約内容が謎でしかない。いずれにしても「契約時の嘘が発覚」したため、女性は
「“契約不履行”を告げこちらからブロックしました!」
と結末を綴った。