トップへ

「忍たま乱太郎」新作について尼子騒兵衛コメント、六年生の一年生時代の設定画も公開

2022年10月07日 20:22  コミックナタリー

コミックナタリー

尼子騒兵衛監修により新山恵美子が描き起こした新たな設定画。
NHK Eテレにて第30シリーズが放送中のアニメ「忍たま乱太郎」。今回原作者の尼子騒兵衛がプロットを書いた5つの新たなエピソードが放送されることに合わせ、尼子からコメントが寄せられた。

【大きな画像をもっと見る】

尼子は「今まで原作の『落第忍者・乱太郎』では、各キャラクターの背景を深く掘り下げて書く、という事は、あえて避けてきました。いちいちそれを書いていては、お話の足取りが重くなる、と思うからです」と説明しながらも、「共通のコンセプトを『お兄ちゃん』に据えて考えてみる事にしました。すると、自然と見えてきました。彼らの『今』が。元気に忍者の学校の学園生活を送る彼らの、ちょっと違った一面を、どうか、ちらっと、覗き見てやってくださいませ」と語った。

5つのエピソードに共通するテーマは「思い出」。六年生たちが一年生だった頃の姿で登場する。また今回は新たな設定画が尼子監修のもと、キャラクターデザインの新山恵美子により描き起こされている。尼子がプロットを執筆したエピソードは10月10日から5日連続でオンエア。

■ 尼子騒兵衛コメント
初めてです!! アニメのプロットを書くなんて!!
今まで原作の「落第忍者・乱太郎」では、各キャラクターの背景を深く掘り下げて書く、という事は、あえて避けてきました。いちいちそれを書いていては、お話の足取りが重くなる、と思うからです。
今回、逆に今の、そのキャラクターがそうであるには、どのような原因ー因縁があるのであろうか、と、考えてみました。彼らは、なぜ、その武器を得意武器としているのか、とか、今のその性格はどこからきているのか、と。
そこで、共通のコンセプトを『お兄ちゃん』に据えて考えてみる事にしました。すると、自然と見えてきました。彼らの「今」が。
元気に忍者の学校の学園生活を送る彼らの、ちょっと違った一面を、どうか、ちらっと、覗き見てやってくださいませ。

■ アニメ「忍たま乱太郎」放送タイトル
2022年10月10日(月)鍛練のはじまりの段
2022年10月11日(火)籠城の記憶の段
2022年10月12日(水)無口なわけの段
2022年10月13日(木)同室の思い出の段
2022年10月14日(金)思い出した手当ての段

(c)尼子騒兵衛/NHK・NEP