「藤子・F・不二雄のSF短編原画展―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―」が、10月22日から神奈川の川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム2階の展示室IIで開催される。
【大きな画像をもっと見る】「ドラえもん」の連載が始まる前年の1969年、児童マンガのタッチはほとんど変えず、大人向けに「ミノタウロスの皿」を発表した藤子・F・不二雄。その後SF読み切りマンガをさまざまな雑誌で発表するようになり、これらの作品群は「SF短編シリーズ」として人気を博した。
今回の展覧会では、藤子・F曰く「S=すこし F=ふしぎ」な世界を表現した「SF短編シリーズ」の原画を約1年にわたり展示。会期を3回に分けて、約4カ月ごとに展示原画が入れ替えられる予定だ。第1期は「ミノタウロスの皿」「アン子 大いに怒る」「流血鬼」などのタイトルが登場。「行け!ノビタマン」など「ドラえもん」の中から「SF短編シリーズ」の題材に共通点が見られるエピソードも展示される。
また原画展の開催を記念し、「ミノタウロスの皿」の皿、アクリルペンスタンドというグッズを販売。ミュージアム公式オンラインストアでは「カンビュセスの籤」「ヒョンヒョロ」のイラストを用いたスケートボードデッキが受注商品として用意された。さらにミュージアムカフェでは「『ミノタウロスの皿』~うんと食べなきゃいやよケーキ~」「『流血鬼』~紅いカシスフロート~」が提供される。
■ 「藤子・F・不二雄のSF短編原画展―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―」
会期:2022年10月22日(土)~2023年10月中旬(予定)
場所:神奈川県 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 2階 展示室II