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カニエ・ウェスト、泥まみれのステージでのランウェイデビューに「まるでターミネーター」の声

2022年10月04日 10:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

パリコレでランウェイデビューしたカニエ・ウェスト
カニエ・ウェスト(45)が、パリ・ファッションウィーク(パリコレ)でモデルとしてランウェイに初登場した。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のショーに出演したカニエは、泥にまみれたキャットウォークを颯爽と闊歩した。

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現地時間9月26日、パリ・ファッションウィーク(通称パリコレクション)ウィメンズ春夏2023コレクションが開幕した。

開催5日目の30日には、ヴィクトリア・ベッカムのブランドがパリコレデビューを果たし、同日ラストを飾った「コペルニ(COPERNI)」のショーではスーパーモデルのベラ・ハディッドの体に吹きかけたスプレーがドレスに変身するなど大きな話題を呼んだ。

そして10月2日に行われた「バレンシアガ」のショーでは、米ラッパーでファッションデザイナーとしても活躍するカニエ・ウェストがランウェイデビューを果たしたのである。

しかしカニエが歩いたキャットウォークは、華やかな舞台とはかけ離れたものだった。

パリのコンベンションセンター「Parc des Expositions」に設置されたステージは泥の山に囲まれ、床には泥水がたまり、川のようになっている。

ショーのオープニングでは、カニエが全身黒の衣装を纏って登場した。カニエが着たのは、胸に“セキュリティ”の文字が刺繍されたミリタリー風のオーバーサイズジャケットと、レザーのズボンだ。ベースボールキャップの上からフードを被り、厚底のブーツで水たまりの中を颯爽と歩いた。

米メディア『Page Six』によると、当日の会場で最前列にはカニエが現在離婚申請中の妻キム・カーダシアンとの間にもうけた長女ノースちゃん(9)、長男セイント君(6)、次女シカゴちゃん(4)、次男サーム君(3)の4人の子供達が座っており、その隣にはキムの妹クロエ・カーダシアンとカイリー・ジェンナーが着席していたという。

衝撃的なランウェイデビューを果たしたカニエの姿に、SNSでは「ターミネーターみたい!」「ダサいな。『マッドマックス』のメル・ギブソンの方が似合うよ」「戦地に向かう兵士と、スクールバスに向かう幼児を足して割ったような感じ」といったコメントが飛び交った。


バレンシアガのクリエイティブディレクター、デムナ氏(Demna)はプレスノートで「自分のコレクションを説明したり、デザインを言語化するのではなく、心の状態を表現することにした」と説明している。

そして「ファッションは視覚芸術であり、必要なのは誰かの目を通して見てもらうこと」と述べ、「誰もがどんな人間にでもなれるように。そして戦争ではなく、愛を作るように」と加えた。



画像2、3枚目は『Ye 2022年10月2日付Instagram「Write a caption」「WAR」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)