「夫が社長で妻が幹部」という家族経営の小規模企業は珍しくない。しかし、外部から人を雇うときには意見を一致させておいてほしいものだ。キャリコネニュースに「仕事を即行で辞めた」という読者から、こんな体験談が寄せられた。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
「作ることが好きだし、学びになると思って入ったのに…」
滋賀県の60代女性(公務員/契約社員/年収200万円)は、看板製作の仕事を2日で辞めた。
「初日、ご主人に仕事を教わっている時に、奥様が『なぜ雇うの?』みたいな声掛けをされて驚き。しっかりご夫婦で話し合っておいてくださいよ」
すでに入社し仕事を学んでいるそばから、雇用の意義を問われても困惑しかないだろう。雇った社長も面目丸つぶれだ。女性は、
「作ることが好きだし、学びになると思って入ったのに、この奥様の人を大切にされない言動(ご主人にも、従業員にも)に、『ここでは働けない』と思いました」
と2日で退職を決めた。その上「何を言われるのも嫌なので、日当も断りました」と、給料をもらうことなく退職したという。