「お金はあるのに貧乏性の人」は、どんな金銭感覚を持っているだろうか。キャリコネニュースに寄せられた投稿には、
「世帯年収2000万だが、月の支出は25万程度(うち7万は保育所代、2万は幼児教育代)。子どもの服は友人からのお下がりでまかない、新品の購入はほぼ無し」(大阪府/40代女性/営業)
といった、なるべくお金を使わない生活術が綴られている。(文:okei)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
「エアコンは家に一台のみ。8月でもエアコンつける日は半月くらい」
建築・土木技術職で40代後半の女性(福岡県)は、自身の年収が800万円。世帯年収を明かしていないが、共働きのためさらに高収入だろう。それでも女性は「外食を徹底して控えてます」と原則を語る。
「記念日などでも家でちょっとだけリッチな食事、家族のランチは手作りのお弁当一択です。当然旦那はランチ代不要なので、お小遣いを減額してます。(共働きで)フルタイムで仕事してるので大変なこともありますが、家族全員の外食事代って馬鹿にならないので。月に食費は6万円以下です」
忙しくても手間を惜しまず節約している様子で、光熱費や被服費も同様だ。
「光熱費も節約。エアコンは家に一台のみ。断熱性の高い家なので、8月でもエアコンつける日は半月くらい。 一年通して電気代が1万円を超える月はありません。洋服も理容も安いお店を選んでます」
しかし努力の成果は自身のためでもあり、「実は仕事で飲みに行く機会が多いので、節約した分は自分のご褒美として使っちゃってます」とも打ち明けた。もちろんすべて使ってしまうわけではなく、
「貯めたお金は長期投資や子どもの塾や大学の費用へ。住宅ローン控除がある10年間は税控除のメリットを享受し、なくなるタイミングで、全額繰上げ返済をする予定です」
と、しっかりと将来を見据えたお金の使い方をしているようだ。