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有効?パチンコ依存症だった人がコンビニを使ってパチンコ断ちに成功した、という書き込み

2022年10月02日 06:10  キャリコネニュース

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パチンコ依存症の松本ミゾレである。何度も言うけど、今年はパチスロだけを打つと決めてそのとおりに実行し、45万のマイナスを叩き上げてしまった。45万もあればプレステ5がいくつ買えたか(売ってないけど)。

こうなると別にプロでもない僕には捲くるなんて無理なので、今年はパチンコホールに行かないことに決めている。だって今更数万勝ったところで負けは負けだし。

僕はパチンコ・パチスロについては普通に依存症なんだろうなって思っている。だけど、そんな僕でもひとまず「今年はもういいや」と諦めちゃうぐらいなんだから、似たような人も多いはず。

依存症の人がホールに行かないで済む方法というのは昔からテンプレが決まっている。一番効果的なのは他の趣味に没頭することだ。僕は無駄に趣味が多いので、この方法でパチンコホールから目を背けている。(文:松本ミゾレ)

意外と有効なのが、パチンコ以外の依存先を確保することである

パチンコ依存症の人は、寝食を差し置いてでもパチンコホールに出向こうとする。なので、距離を置きたい場合はそれなりの努力をする他ない。この努力を実践し、実際にパチンコ断ちに成功した人が先日、5ちゃんねるにスレッドを立てていた。

「パチンコのやめ方教えるwwwwwww」というのがそのスレッドである。wが多くてウザいよね。スレ主は10年ほど前まで依存状態だったが、ある方法で脱却。今年でやめて10年目になるという。その方法というのが、依存先のシフト。僕が冒頭で書いた「他の趣味への没頭」の、さらに1つ先にある考え方だ。

彼の場合はパチンコ以外の何かにお金を使うことにした。パチンコのように気軽に行けるコンビニに依存することにしたという。以下がその具体的な主張。

「ルールは簡単。パチンコに行きたくなったら、コンビニに行って、すきなものを無制限で買いまくって、家に帰ってそれを消費する。ただそれだけだ。例えば、俺は酒やタバコは苦手だったけどポテチや甘いものを食べるのは好きだった。だから、ポテチを3個、冷たいスイーツを2つ、ジュースを2本、あとは雑誌を2冊、みたいな感じwwww」

1回の買い物で1500円とか使っていたようだが、2000~3000円あれば欲しい物が買えることに気づいたという。「パチンコで1000円使うなら、お菓子を買ったり、ちょっとした便利なものを買ったりした方がいいことに気づくことができた」と書いている。

この方法については僕個人としても「なるほどね」と思えるところは大きい。パチンコと同じか、それ以上に気軽に行けるコンビニで欲求を発散するのは考え方として納得ができる。しかも24時間やってるしね。

借金して打つレベルの人に通用するのか

スレ主の書いていることってのは単純で、時間とお金を大いに無駄にしかねない趣味に没頭しすぎないために、金銭的にも時間的にも被害が少ない別の何かに目を向けるというものである。

今はモノの値段が上がっているのでもうちょっとお金もかかるだろうけど、それでもその額はパチンコの比ではないだろうから、パチンコ依存著しい人は真似してみよう。

ただ、これも人間としての理性がまだ残っているパチンコ依存症の人にしか実践できない手段なのかな? という不安はある。というのもスレ主は、パチンコ依存だった時期はあれど、借金してまで打つほどのジャンキーではなかったと書き込んでいるのだ。

僕も当然、お金を借りて打つほどのスーパー歌舞伎野郎ではないので、依存先を別に確保することでパチンコ欲をセーブはできていると思っている。45万負けてるけど。なのでこの方法、 自分のお小遣いの範囲で遊べてる人には有効なんだけど、もっとヤバい状態の人にはどこまで有効なのか……これは未知数だ。

「我こそは借金まみれ! だけどパチンコをやめて生まれ変わりたいんです…」という人がもしもこれを読んでいたら、是非実践していただきたい。そしてとりあえず、1ヶ月はコンビニで豪遊して凌いでいただき、結果を是非、キャリコネニュースにお送り願いたい。純粋に結果が気になるし、その内容でもう1本書けるので……。