“芸術の秋”とも呼ばれる今の時期は、いつもよりアートに触れてみたくなりませんか?
東京・丸の内「三菱一号館美術館」のミュージアムカフェ・バー「Café 1894」には、所蔵作品をオマージュした全10種のノンアルコールカクテルが登場。
10月1日(土)のランチタイムから提供がスタートします。
アートを表現したスペシャルなノンアルカクテルが登場/ Café 1894クラシックな雰囲気が印象的な「Café 1894」は、明治期に銀行営業室として利用された空間を復元したミュージアムカフェ・バーです。
2021年7月に登場したスペシャルドリンクは、美術館の所蔵作品をオマージュしたノンアルコール・カクテルなのだといいます。
(画像左から)『Café 1894』レモネード、ローズガーデン、グリーンガーデン
第1弾から引き続き登場する『Café 1894』シリーズの3種に加え、この秋、新作7種(各税込900円)が仲間入り。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの作品をオマージュした『ロートレック ノンアル・カクテル』6種と、オディロン・ルドン最大級のパステル画《グラン・ブーケ》をオマージュしたノンアルコールのカクテルがお目見えしますよ。
見た目もアートなノンアルカクテルは、甘さも抑えめで味の変化も楽しめるそう。
またアルコールでの提供も可能なので(税込980円を予定)、お酒をたしなみたい人にもおすすめです。
ロートレックの6作品を表現した、アートなノンアルカクテル『コンフェッティ』は「紙吹雪(コンフェッティ)」メーカーからの依頼で制作されたポスターのイメージをカラフルなコラーゲンビーズで表現。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《コンフェッティ》、1894年、三菱一号館美術館蔵
『悦楽の女王』は、ロートレックの友人が執筆した『悦楽の女王』の宣伝用ポスターの色合いを華やかなドリンクに。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《『悦楽の女王』》、1892年、三菱一号館美術館蔵
『エグランティーヌ嬢一座』は、フレンチ・カンカンのダンサーグループを描いたポスターの“一体感がありそうに見えて互いをライバル視している様子”を、存在感のあるフルーツで個性的に仕上げたドリンクなのだとか。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《エグランティーヌ嬢一座》、1896年、三菱一号館美術館蔵
『エルドラド』は、カフェ・コンセール「エルドラド」に出演する歌手のアリスティッド・ブリュアンの熱量の高いパフォーマンスをオレンジ&ジンジャーエールの刺激的な味で表現。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《エルドラド、アリスティド・ブリュアン》、1892年、三菱一号館美術館蔵
『ムーラン・ルージュのイギリス人』はティーソーダにレモンやベリーを添えて、ポスターのイメージに仕上げた1杯です。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュのイギリス人》、1892年、三菱一号館美術館蔵
『メイ・ミルトン』は、踊り子のメイ・ミルトンがアメリカ巡業の際にロートレックに依頼したポスターを青と黄色が印象的なドリンクで表現。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《メイ・ミルトン》、1895年、三菱一号館美術館蔵
人気作品『グラン・ブーケ』をイメージした美しいノンアルカクテルもさらに『グラン・ブーケ ノンアル・カクテル』は、三菱一号館美術館が誇る人気作品を表現した美しい1杯です。
青い草花を活けた花瓶を表現したノンアルカクテルは見逃せませんよ。
オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》、1901年、三菱一号館美術館蔵
2022年はアートを感じるドリンクで“芸術の秋”を満喫してみてはいかがでしょう。
■Café 1894 住所:東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1F 営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00) ※営業時間は変更される場合があります。 三菱一号館美術館 公式サイト https://mimt.jp