「ルプコ」デザイナー中川美智子が末期の腎不全を公表　ブランドは一時休止

「ルプコ（RPKO）」のデザイナー中川美智子が、末期の腎不全であることを公表した。腎臓移植手術を行うため、術後回復までブランドを一時休止する。9月30日付で所属するKIDS-COASTERを退職したという。

　同氏は現在人工透析を行っており、2022年秋冬コレクションが休止前最後の作品となる。中川は「スタートより8年間走り続け、コレクションを続けてきたものを休止することは自分でも思ってもおらず、苦渋の決断でした。ただ、常に最高のコレクションを作り続けることにこだわって来たので、今それが出来ない状態にあることも感じていました。今一度歩みを止めて、家族からの腎臓とともに最高のコレクションを作り上げることができるように。またこの場所に戻って来られるように。皆様にまた、最高のコレクションを発表できるように準備をして行きますので、しばらくの間のブランド休止について見守っていただけたら幸いです」とコメントしている。

■RPKO：公式サイト