「親友だと思っていたら、ただの引き立て役だった」と感じてしまうこともある。20代後半で医師から「自然妊娠は難しい」と告げられた女性(福岡県/40代前半)。ショックを受け、それを「親友だと思っていた幼馴染」に話すと
「顔に笑みが広がっていき、数秒後には満面の笑みで、うそー!?マジでー!?と明るい声で返されました」
と明かす。女性は、友人と絶縁する前の出来事を振り返った。(文:okei)
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「大丈夫だよ~!と……ニヤニヤしながら言い放ちました」
その友人は「顔が可愛く自分でもそれを自覚している」タイプだった。「私は常に引き立て役だったけど、彼女の『親友だよね』という言葉に囚われ何となく大人になってもつるんでいた」と女性は綴る。
友人と距離を置くようになったのは、たまたま受けた検査で「子どもは自然妊娠が難しいだろう」と医師に言われた後だ。友人に話すと、前述の通りその不幸を喜ぶような反応で、
「それだけでもカチンと来たのに、『大丈夫だよ~!私が先にママになって、アンタにもし子ども出来たら色々教えてあげるから』とニヤニヤしながら言い放ちました」
「そのときはお互いに恋人もおらず、むしろ彼女は婚約解消されたばかりだったので、私に子どもができないかもしれないと聞いてザマァと思ったのでしょう」
と怒りを通り越して呆れた様子で綴る。
「こいつとは一生一緒にいるメリットはない」と絶縁
思い返せばそれ以前から、不快なことはあったという。「どうせ今日も引き立て役か…」と思いながら仕方なく参加した飲み会で、「珍しく彼女ではなく私に興味を持って話しかけてくれた男性が2人いた」ことがあった。しかし、それを見た友人は「真っ赤な嘘」を並べて女性を「男慣れしている女」扱いした。
「私は男性と交際したことすらなかったし、学生の頃も男子と話した記憶なんて無いほどなのに。もちろん彼女はモテる自覚があったので一度に3人の人と同時進行で付き合ったりしてましたけど、可愛いから男性も全く気づかず」
女性は「とにかくその、うそ~!子ども無理なの~!?wwwみたいなのをきっかけに、少しずつ距離を置きました」と経過を明かす。
その後、女性は結婚相談所で紹介された相手と結婚。子どもをもうけたものの、離婚した。友人に関しては
「彼女はまだ独身でした。離婚の話をメールでしたとき、『え~~もったいないね~~でも一人で子育て頑張って~~笑笑笑笑』と返信が来たとき、こいつとは一生一緒にいるメリットはない、と絶縁しました」
と、ようやく縁を切ったことを報告した。どうやら周囲の友人たちはそのタチの悪さに気づいていたようで、
「周りに話すと、『気づいてなかったの?うちらはいつも引き立て役にされてたのも分かってたし、彼女があなたを下に見てたのも分かってたけど…分かってて一緒にいるんだと思ってたよ…』と言われ。自分も馬鹿でした」
と女性は自嘲気味に綴っている。