良かれと思ってアドバイスしたつもりでも、「余計なお世話」と言われてしまえばそれまでだ。「友人と絶縁」した経験談として、東京都に住む30代前半の女性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/年収350万円)から、こんなエピソードが寄せられた。
「友人から部屋を掃除したいから手伝って欲しいと頼まれ友人宅に伺ったところ、ゴミ屋敷になっていた」
と女性は語りだした。(文:okei)
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「グッズ等が飲み終わった紙パックの下から出てきた」
「アニメや舞台俳優が好きな友人はグッズを整理したり処分する事が出来ず、どんどん部屋に溜め込んでしまっていました」
と当時を振り返る女性。いわゆるオタクの“汚部屋”状態だ。「段ボールから未開封の物も多々あり、それでも友人の大切な物だと思い捨てるもの捨てない物を聞きながら」掃除を行っていったという。結局、「その日一日では掃除は終わらず、玄関の整理と掃除で時間いっぱいになってしまい帰宅」した。
「別日に掃除の続きをする予定でしたが、友人自身が物を減らす決断をしなければ部屋が綺麗になる事はないと感じ、またグッズ等が飲み終わった紙パックの下から出てきた時は本当に好きなのか?と疑ってしまいました」
確かに、モノがあふれた状態ではいつまで経ってもきれいにはならない。女性は業を煮やしたようで
「せめてトランクルームなどを借りたり出来ないか等の話をし、少し強めにこのままだと病気になってしまう旨も含め伝えた」
と友人に助言・忠告したことを明かした。ところが、
「『余計なお世話で押し付けでしかない』等の言葉を受けたため、この人は現状の可哀想な自分がいいのだと判断し絶縁致しました」
と女性は残念な決断を報告した。友人の部屋は今もゴミ屋敷のままかもしれない。