ライザップが新規事業　世界初のコンビニジムを約300店舗出店へ

ライザップグループが、新規事業として世界初の「コンビニジム」となる「チョコザップ（chocozap）」の本格展開を開始すると発表した。

　同社は、これまで「 『人は変われる。』を証明する 」という理念のもと、パーソナルトレーニングジム「ライザップ（RIZAP）」を中心としたサービスを提供してきた。チョコザップ事業は、今後の持続的な成長と企業価値の向上を目的に始動。東京都内を中心に行ったテストマーケティングの結果が好調だったことから、本格展開を決めた。本格展開にあたり、今後4年間で約500億円の投資を行うという。
　チョコザップは、20代から60代の運動の習慣がない男女をターゲットに、同社独自の「5分でも結果を出せる」メソッドを低価格で提供する。入会金・事務手数料は5000円で、月額利用料金は3278円（いずれも税込）。会員は、24時間営業する全店舗を利用することができるほか、体組成計とヘルスウォッチの役割を持つ「スターターキット」を提供され、パーソナルトレーナーとしての役割を持つAIを搭載した専用アプリのサポートを受けることができる。また、同施設では通常のトレーニングに加え、セルフエステやセルフ脱毛機の利用や、ゴルフの練習も可能だという。現在、都市圏を中心に出店準備を進行中で、2023年3月期末にはおよそ300店舗、2026年3月期までに全国2000店舗の出店を目指す。