仲良しグループの友だちが結婚したとき、自分だけ結婚式に呼ばれなかったら――。考えただけでも悲しくなるだろう。東京都に住む40代後半の女性(事務・管理/年収500万円)は、そんな経験を2度も味わったことを打ち明けた。(文:okei)
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「社内中みんな、私が呼ばれてないことを知っていた」
1度目は、女性が26歳の頃。「会社の同期で私だけ結婚式に呼ばれなかった」と振り返る。
「結婚すら知らされておらず、前日の夕方に社内掲示板で初めて知り他部署の同期達と話したら『あたし達は呼ばれてるんだよね……』と。その半年前にその子が退社する時は『父の事業を手伝う』って言われたのに、実は寿退社だったとその時に知った」
なんと嘘をついてまで結婚を隠されていたのだ。女性は呼ばれない悲しみだけでなく、社内で居たたまれない状況になってしまう。
「社内結婚だったので社内中みんな、偉い人まで私が呼ばれてないことを知っていたし、会社の休憩室で『あの子もかわいそうだよねえ~(笑)』と別の同期や先輩達に笑われてたのも物陰で聞いてしまいショックだった」
女性は「事後で『結婚式の写真年賀状』が来てビリビリに破ってゴミとして捨てた」と憤りを綴っている。
「ごめんあたし達呼ばれてて…」と言われて「ああまたか」
2度目は10年後、36歳のときだ。
「中高からずっと仲良しグループの友達がSMSで『明日結婚します』と送って来たので、他の子達に『みんなでお祝いに駆けつけようよ!』と誘ったら『ごめんあたし達呼ばれててもう名古屋入りしてるんだ…』と申し訳なさそうに言われて、ああまたかと思った」
今度は会社の同期よりもダメージが大きかったのではないだろうか。女性は「グループの集まりを企画して誘うのは私ばかりだった」と幹事的な役割だったことを明かし、顛末をこう綴っていた。
「私からみんなに一切連絡するのやめたら、結婚した本人から『どうしたの?連絡ないから心配してます』とメール。心配?何言ってんだ?胸に手を当てて原因考えてみろ!と思った」