ずっと親友と思っていても、あっけなく絆が切れることもある。
「小中高と友達で親友だと思っていました」
と、寂しげに綴る60代前半の女性(神奈川県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)。親友の歪んだ本性を知り、絶縁するにいたったという。(文:永本かおり)
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「彼女に泣きながら子どもと離れる寂しさを訴えていた時…」
女性は早くに結婚し子どもにも恵まれた。その友人との関係性について、
「彼女はずっーと独身でしたが、私の家にもよく遊びに来たりして交流はありました」
と環境の違いにかかわらず仲が良かった様子だ。しかしある時、友情に亀裂が入る出来事が起きた。電話で話していた際のことだ。
「私の子どもが中学受験で失敗し唯一受かった地方の中学へ行くことになり、彼女に泣きながら子どもと離れる寂しさを訴えていた時……『やっとあんたにも不幸が来たね』と言われ、最初は意味がわからないくらいでした」
と友人から衝撃的な一言が返ってきた。女性は簡単には受け入れられなかった様子だ。当時の心情をこう明かす。
「驚いたことはもちろん、いつか不幸になればいいと願われていたのかと その陰湿さに、その電話限りで縁を切りました」
その後について、
「彼女から何回も連絡してきましたが、一切受け付けなかったら、他の共通の友達に私が離婚して行方不明になったとまで吹聴していました」
と、どこまでも友人にガッカリしたエピソードを綴っていた。