ヒアルロン酸を注入するリップフィラーで厚くセクシーな唇を手に入れた女性が先月、「元の唇に戻したい」と溶解剤を注入する施術を受けたところ、まるで厚い唇を持つ“ナポレオンフィッシュ”のような顔になってしまった。女性がTikTokに投稿した動画は多くの人の関心を集めており、『Tyla』などが伝えて拡散している。
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TikTokerのカーリー・ガードナーさん(Karli Gardner)が先月27日、リップフィラー溶解剤にアレルギー反応を起こした自身の顔の動画を投稿したところ注目が集まった。
動画はまず、病院に入院しているカーリーさんが映し出され、時間の経過とともに唇が異常なほど膨れ上がっていく過程が次々に披露される。
最後には唇が垂れ下がっているかのように巨大化、顔もまるで別人のようでカーリーさんの目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
カーリーさんは溶解剤を注入後、唇の腫れが顔にまで及び、怖くなって病院の緊急治療室を訪れたそうで、動画に「『これがリップフィラーを溶解する施術を受けるべきではない』というサインよ」と言葉を添えて、「パッチテストをしたのよ。それなのにアレルギー反応が出てしまったの!」と明かした。
この動画を見た人からは「これは酷い」「お大事に」といった同情する声のほか、次のようなコメントが寄せられた。
「アレルギー反応で命を落とすこともある。最初からリップフィラーなんてしなければ良かったのよ。」
「ヒアルロン酸は時間が経てば体に吸収されるのに、それまで待てなかったの?」
「まるでモンスターだ。」
「ハチに刺されたよう。」
「いや、ナポレオンフィッシュ!」
「立派なソーセージ。」
「『セサミストリート』に登場するマペットみたい。」
「もともと美しい顔なのに、フィラーなんて必要なかったのでは?」
「真の美しさは中身から溢れ出るものよ。目を覚まして!」
これらの声に対して、カーリーさんはTikTokの中でこう説明した。
「実はヒアルロン酸を注入するリップフィラーを長年続けてきた結果、唇が硬くなり違和感を覚えるようになったの。ヒアルロン酸が自然に吸収されるのは知っていたけど、それまで待てなくて。それに私の唇はもうこれ以上、ヒアルロン酸を受け付けなくなってしまったようなの。それに形も気に入らなかったし…。それでフィラーを溶解する施術を受けたのよ。」
ちなみにカーリーさんはその後、腫れが引いて退院し「つらかったけどもう大丈夫!」と報告しているが、専門家は「安価なリップフィラー溶解剤でアレルギーやアナフィラキシーショックを起こすことがある。衛生管理が行き届いた信頼できるクリニックで、質の高い製品を使用することをお勧めする」と述べている。
なお今年1月には、
フィラー溶解注射で顔が腫れて唇が突き出し、アヒルのようになった22歳の女性がTikTokで話題となった。この女性はパッチテストを受けていなかったという。
画像は『karli gardner 2022年6月12日付TikTok、2022年8月27日付TikTok「baiting my self out here,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)