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2023年F1カレンダーが承認。3月5日開幕の史上最多24戦、日本GPは9月24日

2022年09月21日 07:20  AUTOSPORT web

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2022年F1第1戦バーレーンGP スタートシーン
FIAは、9月20日、F1世界選手権の2023年カレンダーが、世界モータースポーツ評議会のメンバーによる電子投票により承認されたことを発表した。明らかになったカレンダーには、事前の予想どおり史上最多の24戦が組まれている。

 新グランプリとしてラスベガスGPが加わり、土曜のナイトレースとして開催される。また、中国GPとカタールGPが復活、フランスGPがなくなり、今季の22戦から24戦へと拡大された。継続かどうかが懸念されたモナコGPは契約が延長されたことが明らかになっている。

 開幕戦バーレーンは今年は3月20日だったが、来年は3月5日と、大幅に早められた。最終戦アブダビは11月26日で、今年より約1週間遅い閉幕となる。また、2連戦は5回、3連戦は2回行われる。

 FIAは、来季カレンダーはル・マン24時間レースと日程が重なることを避けながら最適化し、作成したと述べている。

 いくつかのレースが今年とは異なる時期での開催となっている。第18戦として開催される日本GP(鈴鹿)の日程は、例年の10月ではなく、9月24日が割り当てられた。8月8日、JAF日本自動車連盟が発表した2023年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧においては、10月5~8日の申請と記されていた。

 例年サマーブレイク明けの初戦として行われてきたベルギーGPはサマーブレイク前の最後のレースとして、7月30日に移動された。アゼルバイジャンは6月から4月に変更になった。

 20日に発表された2023年F1世界選手権暫定カレンダーは以下のとおり。

■2023年F1世界選手権暫定カレンダー(2022年9月20日発表)
Round日程グランプリ(開催地)13月5日バーレーン(サクヒール)23月19日サウジアラビア(ジェッダ)34月2日オーストラリア(メルボルン)44月16日中国(上海)54月30日アゼルバイジャン(バクー)65月7日マイアミ(マイアミ)75月21日エミリア・ロマーニャ(イモラ)85月28日モナコ(モナコ)96月4日スペイン(バルセロナ)106月18日カナダ(モントリオール)117月2日オーストリア(シュピールベルク)127月9日イギリス(シルバーストン)137月23日ハンガリー(ブタペスト)147月30日ベルギー(スパ・フランコルシャン)158月27日オランダ(ザントフォールト)169月3日イタリア(モンツァ)179月17日シンガポール(シンガポール)189月24日日本(鈴鹿)1910月8日カタール(ロサイル)2010月22日アメリカ(オースティン)2110月29日メキシコ(メキシコシティ)2211月5日ブラジル(サンパウロ)2311月18日ラスベガス(ラスベガス)※2411月26日アブダビ(ヤス・マリーナ)
※FIAのサーキット承認が条件