自分のための小さなリセット時間「#火曜は辛いものを食べてスッキリする日」。
今回ご紹介する辛い逸品は、「味覇(ウェイパァー)」で知られる廣記商行の「辣覇(ラーパァ―)」。これまで入手が難しいことからネット上で「まぼろしの調味料」と呼ばれていた辛味調味料が、満を持して一般販売スタート。
廣記商行さんからサンプル品を送っていただいたので、おすすめレシピのいくつかを実際に作ってみました! ……さて、その辛さやいかに!?
【辛さと旨味が効いた辛味調味料】
「辣覇」は、厳選した唐辛子をベースに、にんにく・山椒をバランス良く配合した辛味調味料とのこと。
どこか見覚えのある「辣覇」のフォント、瓶の片隅におなじみの味覇おじさん(?)がいることから、同社の商品だとひと目でわかりますね。
さっそく瓶を開けると、すでに中華系の香りが鼻を突いてきます。まずは本来の味を確かめるべく、スプーンですくってそのまま口に入れてみると……
\パンチ強い~ッ!!!!/
唐辛子の主張が強烈で全身の毛穴が開くかのようなバチバチの激辛感と同時に、奥深い旨味にも圧倒されます。
見た目から「ラー油に近いのかな?」と想像していたのですが、まったく違いました。
【超簡単に本格「麻婆豆腐」!】
それではこの「辣覇」を使ったレシピをいくつか試してみましょう!
まずは中華の王道「麻婆豆腐」。廣記商行のサイトにある「辣覇のとっておきレシピ」の通りに作ってみたところ……何コレ……本場の中華料理店で出てきそうな麻婆豆腐が我が家で爆誕しちゃったんですけどっ!!!!
使った調味料は、甜麺醤と濃口醤油、そして味覇、辣覇のみ。それでここまで味が決まるというのは、やはり万能辛味調味料・辣覇のなせるワザ。これまで家で麻婆豆腐を作ってもイマイチ味がしまらず、豆腐と挽肉の味噌炒めみたいになってしまっていたのがウソのようです。
【野菜スティックにディップ】
つづいては、こちらも廣記商行がおすすめしている「野菜スティック」。
野菜スティックを辣覇にディップして食べてみましたが、辣覇のみで食べるより辛さが少し抑えられるので食べやすい~!
これは、マヨネーズや味噌などほかの調味料に混ぜても絶対に合うはず。野菜スティックのソースのバリエーションがぐんと広がりそうなので、いい塩梅を研究したくなりました。
【餃子のタレにも相性抜群】
お次は中華料理の定番「餃子」。今回は水餃子を「辣覇」にをつけて食べてみます。
……はい、間違いなし。なんてことない水餃子が、一気に辛さをともなった四川料理のような1品に大変身です!
ほかにも焼き餃子やシュウマイ、肉まんなど、いつものタレを辣覇に変えるだけでいつもとは違う味わいを楽しめそう。
【卵かけごはんに混ぜると…】
最後は「卵かけごはん」。いつもは醤油一択の私なだけに、「辣覇は邪道ではないか」という思いがぬぐえなかったのですが……?
……ん?
えっ?……もしかしてこれ、大優勝じゃない!?
黄身と白身が絡まったごはんに辛さと旨味が加わって、ジャンクなおいしさが大爆発! これはぜひ、試して欲しい!!
【まとめ:ポテンシャル大な辛味調味料】
こうして見ると、むしろ合わない料理はないんじゃないかとすら思える「辣覇」。もっと試したい事が山のようにある……のびしろしかないわ。
1点気になることをあげるとすれば、どんな料理も辣覇色に染めてしまうところ。
ただし「量を調整できる」というのも調味料ならではのメリット。辣覇をメインにするもアクセント的に使うも、縁の下の力持ち的に使うも自由。自身の好みの味や辛さに仕上げて楽しめるのが魅力です。
辣覇は現在、神戸南京町にある廣記商行の直営店、および一部の量販店で販売中。人気商品なので、見つけたら迷わずゲットすべしですっ!!
「辣覇」 激辛度 ★★★★★
参考リンク:廣記商行、プレスリリース
撮影・執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい)
Photo:(c)Pouch