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カミラ王妃、故エリザベス女王との思い出を語る 国葬前夜に英BBCで放送

2022年09月18日 20:01  Techinsight Japan

Techinsight Japan

カミラ夫人(当時)と微笑み合うエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2020年7月17日付Instagram「Wishing The Duchess of Cornwall a very happy birthday!」』のスクリーンショット)
カミラ王妃が、故エリザベス女王の国葬前夜に放送されるテレビ番組で女王への賛辞を送ることになった。王妃は国民に向けて、女王との思い出を感動的に語るという。

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現地時間19日にロンドンのウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われることを受け、前日18日の午後8時には英国全土で「National Moment of Reflection(国家による黙祷の時間)」と呼ばれる1分間の黙祷が行われる。

黙祷の直前には、英『BBC』でカミラ王妃が女王へのトリビュートを送る番組が放送されることが明らかになった。

すでに録画された映像では、カミラ王妃が義母であるエリザベス女王への敬愛や、男性優位の社会で孤独な女性という難しい立場にありながら長年にわたり厳しい役割を切り開いてきた女王への賛辞を送るという。

『BBC』が発表した番組のトレイラーでは、アームチェアに座る王妃が「彼女はずっと私達の生活の一部でした。私は今75歳ですが、女王以外の人がそこにいたことを思い出せません。孤独な女性であることは、彼女にとってとても難しいことだったでしょう」と話している。

そして「当時は女性の首相も大統領もいませんでした。彼女はたった1人でしたから、自分の役割を切り開いたのだと思います」と語った。

その後、女王との個人的な思い出について「彼女は素晴らしい青い瞳の持ち主で、笑うと顔全体が明るくなるんです。私はずっと彼女の笑顔を覚えているでしょう。あの笑顔は忘れることができません」と回想している。

エリザベス女王は今年2月、即位70周年を記念する「プラチナ・ジュビリー」を記念する声明文で、将来チャールズ皇太子が即位した時には、コーンウォール公爵夫人の称号を持つ妻カミラ夫人に新たな称号を与えるようにと伝えていた。

その内容では「機が熟し、私の息子チャールズが国王になった時、みなさまは彼と妻カミラにも私に与えてくれたものと同じ支援をして頂けると思っています」と記され、こう続けられていた。

「その時が来た時にはカミラが公務を続行できるように、彼女が『クイーン・コンソート(王妃)』として認められることを、私は心から願っています。」

かつてチャールズ皇太子と愛人関係にあったカミラ夫人が、将来どのように呼ばれるかについては長年議論されてきた。しかし女王の言葉によって、ついに終止符が打たれたのである。



画像は『The Royal Family 2020年7月17日付Instagram「Wishing The Duchess of Cornwall a very happy birthday!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)