自宅の駐車スペースに関する近隣トラブルは、意外とよくあることではないだろうか。京都府に住む50代女性(医療・福祉・介護/年収600万円)は、道路を挟んだ向かいのお宅二軒に「道に車を停めるのをやめてほしい」旨を伝えたが
「斜向かいのご主人は『邪魔やったんやなぁ』と笑いながら言うだけで、すいませんの一言もありませんでした」
と、解決しないご近所トラブルの怒りを語った。(文:okei)
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「何回も切り返して駐車…とてもストレスが溜まるのです」
女性が自宅に車を停める際、道路に停められた向かいの車が邪魔で大変困るのだという。いたって普通の住宅街だという自宅前の道路は幅約6メートル。女性の家には正面に「軽自動車2台ギリギリ駐車出来るガレージスペース」がある。
一方、向かいの二軒の駐車スペースは1台分と狭いため、物置やバイク置き場になっており、車は近所に駐車場を借りて置いている。そのため、向かいの二軒は家の前に車を何時間も駐車していることが頻繁にあり、
「そうされると、当方のガレージに車を停める際、一旦通り過ぎて向きを変えるとか、何回も切り返して入れないといけなかったりと、とてもストレスが溜まるのです」
というわけで、向かいの住人にしてみれば「自宅の前にちょっと車を置いているだけ」のつもりでも、女性宅にとっては大迷惑な行為なのだ。また、朝の通勤時間にも
「荷物の積み下ろしをしてるわけでもなく、ただ、車を停めて自宅に入り、1時間ほど停めてることもザラです」
と平気で道を駐車場代わりにするご近所に対し、女性は憤りを抑えきれない様子だ。
「本当にどうにかしてほしいと思います」
女性宅では、耐えかねて対策を講じたこともある。
「以前、一度当方の娘が、自宅前に車を置きっぱなしにしないでください、と名前を書いて苦情を投函した事もあったのですが」
「少し減った位で、いまだに駐車はされます。苦情を言った後、斜向かいのご主人が私にかけた言葉は、『邪魔やったんやなぁ』と笑いながら言うだけで、すいませんの一言もありませんでした」
また別の時には、道で向かいの奥さんが立ち話をしている相手の車があるせいで「車を出すのに何回も切り返し」していたのに、奥さんはそれを目の前で見ていながら「片手を上げて合図?してるだけ」だったこともあると憤る。女性は、すぐに動かしてほしかったのだ。
「駐車トラブルはストレスにしかなりません。今では、挨拶もしなくなりました。解決はしてません。他のご近所さんも、この辺は自宅前をガレージにする人ばっかりで困る、と仰ってましたし、本当にどうにかしてほしいと思います」
と女性は綴る。「反対の立場なら、とか思わないんでしょうね、そういう人達は」と呆れた調子で締めくくった。向かいの住人にもう少し遠慮や気遣いがあれば、女性もここまで怒りを覚えなかったかもしれない。