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正社員でも手取り15万円の30代男性「結婚も子どもも諦め、せめて楽しく好きに暮らそうとしている」

2022年09月17日 06:10  キャリコネニュース

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「手取り15万円。光熱費と家賃をかろうじて払えているものの、貯金もできずその日暮らしの生活だが、結婚も子どもも諦め、せめて楽しく好きに暮らそうとしている」

そんな決意をキャリコネニュースに寄せるのは、サービス系の会社で働く30代前半の男性(福島県/正社員・職員/未婚/年収300万円)だ。手取り20万円以下で生活する、ほかの読者からの投稿も紹介する。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22

「残業しなければ手取り20万円を超えない前提に疑問を感じる」

不動産・建設系の会社で働く20代前半の男性(正社員・職員/未婚/年収300万円)は、

「自分は鹿児島に住んでおり、彼女と同棲しているためどうにか生活はできているが、貯金はできない。外食や旅行、趣味に使えるお金はありません。物の金額が上がる一方でこの状況なので、将来に不安しかありません」

と悩みを打ち明ける。男性は手取り16万1000円で「手取り額について納得はできていないが、自分よりもらえてない人の存在を知ると、いくらかマシなんだと思います」と投稿を括った。

IT・通信系企業に勤める30代後半の女性(広島県/正社員・職員/未婚/年収300万円)も「手取り18万5000円、業務の内容に比べて低いように感じる」と不満をもらす。

「残業などかなりすれば20万円を超えるが、それをしないと超えないというそもそもの前提に疑問を感じる。給与と仕事の比率を考えると割に合わない。そう思って辞めていく人も多い。会社は私たちみたいな人は使い捨て感覚」

“手取り20万円以上の仕事”にありつくのは難しい時代になってしまったのか。