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夫のリモートワーク、妻の家事・育児時間の短縮化に貢献 - その時間とは?

2022年09月16日 15:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
積水ハウスは9月14日、「男性育休白書 2022」を発表した。同調査は6月20日~27日、全国の小学生以下の子どもを持つ20代~50代の男女9,400人を対象に、インターネットで実施した。


男性の育休取得について尋ねたところ、(男性は自分自身の育休取得、女性は夫の育休について回答)、育休を取得した男性は全体の17.2%で、前年(12.2%)より5ポイント増加した。年代別で見ると20代が24.9%と最も高かった。



1日の家事・育児にかける時間を勤務日と休日別に聞いた。勤務日は男性1.55時間、女性4.73時間と、前年より男性は5.4分長く、女性は19.8分短くなった。休日は男性3.43時間、女性7.42時間で、前年より男性は16.2分、女性は35.4分短くなっている。

男性の家事・育児とリモートワークとの関係について調べた。コロナ前と比べて家事時間の変化を聞くと、リモートワークをしない男性は57.6%が「変わらない」と答えているが、リモートワークをする男性では65.3%が「増えた」と答えている。育児時間も、リモートワークをしない男性は58.1%が「変わらない」と回答しているのに対し、リモートワークをする男性は61.5%が「増えた」と答えた。


リモートワークをする時間が「増えた」男性の家事・育児時間について尋ねたところ、勤務日1.84時間、休日4.09時間だった。男性の平均(勤務日1.55時間、休日3.43時間)より長く、夫のリモートワーク時間が「増えた」女性の家事・育児時間は、勤務日4.15時間、休日6.90時間と、女性の平均(勤務日4.73時間、休日7.42時間)より短くなっている。夫のリモートワークが、妻の家事・育児時間の時短化に貢献していることがわかった。(フォルサ)