同じ目標に向かって頑張っている仲間ができると、信頼感も芽生え「友達」として距離も近くなる。しかしその「友達」の本心がわかった時、ショックを受けることも。今回は友人と絶縁したことがある愛知県の40代女性(事務・管理/年収450万円)の体験談を紹介する。(文:コティマム)
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仕事を失い通った訓練校で……
女性は「10年くらい前に絶縁したことがあります」と明かす。絶縁相手は、 職業訓練校で同じ専攻クラスになった女性だという。当時、女性は会社都合による失業で必死に就職活動をしており、その流れで職業訓練校に通うことになった。
「3か月程度のカリキュラムのクラスで、受講者は30名くらい。世代はバラバラですが、クラスのほとんどの人たちと和気あいあいで過ごせていました。 資格取得・就職が目標でしたので、みんなで集まって勉強したり、修了してからも飲み会を開催するなどして交流していました」
中心的人物だった友人がクラスメイトを勧誘「本当に呆れました」
訓練校生活を終えた後もクラスメイトとの交流は続いたが、中心となって飲み会を主催する幹事を行っていた女性が、いつしか不穏な動きを始めた。
「その女性が個別にクラスメイトに連絡してきて、エステ、化粧品、有機栽培の野菜の販売仲介等の勧誘をしてくるようになりました。不要だったので断りましたが、他のクラスメイトにも同様に勧誘をしていたことが分かり。彼女は就職・資格取得目的のための受講ではなく、『勧誘対象を獲得するための受講』だったようです」
当時、就活を頑張っていた中で訓練校に通っていた女性は、「訓練校の受講により、同じような境遇の人たちと知り合うことで、お互い励ましあいながら立ち直ることができたので、彼女の言動には本当に呆れました」と振り返る。今は絶縁して距離を置いており、女性は努力の結果、再就職がかなったという。