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村井達也が手掛ける「ライム」がデビュー 映画「ロード・オブ・ドッグタウン」から着想

2022年09月13日 19:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ライム 2023年春夏シーズン

Image by: ライム
デザイナーの村井達也が手掛ける「ライム(raiMu)」が、2023年春夏コレクションでデビューした。

 村田は1992年生まれ。バンタンデザイン研究所のファッションデザイン科を卒業後、デザイナーズブランドでのアシスタントデザイナーや、企業デザイナーを経験。独立しライムを立ち上げた。
 ライムでは、村田の「強く美しい女性のための服を作りたい」という思いを体現したコレクションをシーズンごとに発表していく。デビューシーズンのテーマは「Z-BOYS」。1970年代のアメリカ西海岸で結成されたスケートボードチームの活動を描いた映画「ロード・オブ・ドッグタウン(Lords of Dogtown)」を着想源としたアイテム10型を展開する。襟にクラッシュ加工を施したシャツ(3万1900円)をはじめ、ヴィンテージのナイロンウェアを再現するためシワ加工を用いたナイロンブルゾン(5万3900円)や、ポケット部分に縦方向のジップを配し立体感を出したスカート(4万1800円)などを揃える。

 村田はデビューシーズンのクリエイションについて「ブランドとしての方向性を探るため、ガーリーなテイストやストリートな雰囲気のアイテムなどを幅広く製作し、一部アイテムはユニセックスで提案した」と話す。販路は自社のECサイトを中心に、セレクトショップへの卸も検討していくという。

■ライム:公式サイト