仕事ができて優秀でも「女だから」というだけで、冷遇されることはまだまだあるようだ。キャリコネニュースには性別による待遇差や決めつけに不快感を覚えた読者から、さまざまな体験談が寄せられている。(文:コティマム)
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
「昇進しても、学会で論文が受賞しても……」
研究開発の職場で「男性が9割」だという東京都の40代女性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御)は、年収
900万円を稼いでいる。しかし
「昇進しても、学会で論文が受賞しても、『女だから』『目立つから得してる』など、“実力ではない旨”を無根拠の悪口として言われ続けています」
と綴り、きわめて働きづらい環境であることを明かした。実力で成功しても「女だから」で片づけられてしまうと、虚しい気持ちになるだろう。
同じ仕事をしていても、男性か女性かで相手の反応が違うこともある。医療技術職の30代女性(静岡県/正社員/年収450万円)は、取引相手である看護師の態度に疑問を感じている。
「看護師相手に機械の説明をしていたら、同じ説明を男性の同僚がした時に対応する態度と明らかに違った」
この投稿の看護師の中には、「機械の説明は男性がするもの」という凝り固まったイメージがあるのかもしれない。