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ヘンリー王子、故エリザベス女王への追悼文を発表「すべてに感謝している」

2022年09月12日 19:21  Techinsight Japan

Techinsight Japan

“おばあちゃん”との思い出もしたためたヘンリー王子(画像は『The Royal Family 2019年9月15日付Instagram「Happy Birthday to The Duke of Sussex ‐ 35 today!」』のスクリーンショット)
ヘンリー王子が「アーチウェル財団」の公式ウェブサイトを通し、故エリザベス女王へ哀悼の意を表した。王子は女王陛下としての祖母への敬意を述べた後、メーガン妃や子供達と対面した時の思い出を回想した。

現地時間12日、ヘンリー王子とメーガン妃が運営する慈善財団「アーチウェル(Archewell)」の公式ウェブサイトで、8日に崩御したエリザベス女王への追悼文を公開した。

王子は冒頭で「私の祖母である女王陛下の生涯を祝いその死を悼む時、私達は奉仕と義務への献身において、女王が多くの人々の指針となるコンパスであったことを思い起こします。彼女は世界的に称賛され、尊敬されていました」と記し、こう続けた。

「彼女の揺るぎない気品と威厳は、その生涯を通じて真実であり、今や彼女の永遠の遺産となりました。夫フィリップ王配の死後に彼女が語った言葉は今、私達に慰めを与えてくれるでしょう。人生は、最後の別れと最初の出会いで成り立っているのです。」

その後、王子はエリザベス女王を“グラニー(おばあちゃん)”と呼び「このような最後の別れは、私達に大きな悲しみをもたらします。しかし私は最初の出会いのすべてに感謝しています」と述べた。

さらに祖母との個人的な思い出を、このように振り返った。

「あなたと過ごした幼い頃の記憶から、最高司令官として初めてお会いした時のこと。そしてあなたが私の愛する妻と出会い、愛するひ孫を抱きしめた時のこともです。私はあなたと共に過ごした多くの特別な時間を大切にしています。」

「あなたは私達だけでなく、世界中の人々からすでに惜しまれつつあります。最初の出会いに関して言うと、私達は今、チャールズ3世としての新しい役割にある父を称えているのです。」

そして最後に「奉仕への献身に感謝します。適切なアドバイスをありがとうございました。あなたの魅力的な笑顔に感謝します」と記し、天国へと旅立った祖母に向けてこう伝えた。

「あなたとおじいちゃんが再会し、ともに安らかに一緒にいることを知り、私達も微笑んでいます。」

ヘンリー王子とメーガン妃は10日、ウィリアム王子夫妻とともにウィンザー城の周辺に集まった弔問客の前にサプライズ登場したことが大きな話題となった。

4人が揃って公の場で並ぶのは、2020年3月の「コモンウェルスデー記念式典」以来だっため「ファブ4が復活!」とメディアや王室ファンが沸き立った。

ウィリアム王子の広報担当者によると、王子が当日、ヘンリー王子夫妻に献花を一緒に見物するよう誘ったという。

画像は『The Royal Family 2019年9月15日付Instagram「Happy Birthday to The Duke of Sussex ‐ 35 today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)