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年収400万円、20代男性の“貧乏性”な生活 「夕食は冷凍パスタ178円と冷凍野菜69円で固定」

2022年09月12日 06:20  キャリコネニュース

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「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマに投稿を募集したところ、福岡県に住む20代前半の男性(事務・管理)が、厳しい節約意識を「貧乏性」として語ってくれた。男性は年収400万円で、

「勤め先の家賃・光熱費補助などの福利厚生もあって、基礎出費があまりない分20代前半の中ではある程度余裕がある方だと認識していますが、とにかく節約ばかりの毎日です」

と明かす。特に貧乏性だと感じる瞬間は、「1つ目が日々の食事、2つ目がコンビニ・自販機ルール、3つ目が自家用車について」の3つあるという。

キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W

「コンビニ弁当やペットボトル飲料などを買うことはほとんどありません」

男性は、「自炊はしていない」というものの、冷凍食品を使うなどして節約している。

「(夕食は)メニューを冷凍パスタとカット野菜に固定しています。それも自宅から徒歩3分の格安ドラッグストアでそれぞれ178円と69円で売っているものに限定しています。パスタは4種類あって流石に毎日変えているので飽きは来ませんが、あまり周りには理解してもらえない食生活です」

「また朝はオレンジジュースを1杯だけ、昼は夜と同じく69円のカット野菜と5本100円程度のバナナを1本、ランチボックスに入れて毎日職場に持って行っています」

「平日の外食や中食は友人との会食を除くとほとんどありません。お菓子など嗜好品も含めて1か月の食費は約2万円に達さない程度です」

夕食が1食247円、昼はおよそ90円、朝も数十円程度だろうから、1日400円未満で済みそうだ。栄養面や体力維持が心配になるが、「塩分計算を徹底し、野菜もきちんと採っているので、健康診断の数値には異常はありません」という。若いこともあっては本人的には問題ない、という認識のようだ

次に「コンビニ・自販機ルール」だが、当然のように「基本的にどちらも使わないようにしています」と綴った上で

「コンビニはとにかく価格が高いので、コンビニ弁当やペットボトル飲料などを買うことはほとんどありません。自販機も同じくほとんど使わず、出先でも常に格安の量販店やドラッグストアを地図で探して、そこで買うように工夫しています」

と現地調査までする徹底ぶり。自身の境遇について、自嘲気味にこう綴った。

「勤め先はコンビニの商材や弁当などを企画する部署もある商社なのですが、そんな自身がコンビニを避けているのは皮肉なものです」

自家用車は「自身のニーズと出費のバランスが合わない」

最後に「自家用車」について、「周囲が大学卒業・就職後ローンを組んでどんどん車を買っている中、貧乏性が災いしてなかなか購入には至っていません」と打ち明けた。

「自家用車を所有することで年間40万円ほど経費がかかるということがわかっていて、自身のニーズと出費のバランスが合わないことが大きな理由です。自宅は駅から徒歩10分圏内で、職場はターミナル駅の近くのため、基本的に日々の移動は電車や地下鉄となります。その電車さえも時間があるときはシェアサイクルで節約する有様です」

と徹底して交通費の無駄を嫌う男性。そのほかの移動方法については、

「趣味で中型バイクを所有しているので、公共交通機関でどうしても行けない場所についてはバイクで行くようにしています。買い物や遠出など車が必要なシーンについては、車を持っている友達を巻き込むか、レンタカーを借りるなどして対処しています」

と明かした。ただ、上の「3つのポイントを徹底して節約に繋げている反面、趣味のアウトドアや休日の交遊費にはある程度の支出を認めている」という。

「そのためあまりストレスなく毎月3万円程度、ボーナスも含めると毎年100万円程度は貯金ができています。給料天引きの保険や株の積み立てを含めると、あまり心配せずに資産形成はできている認識です。特定の恋人もおらず、結婚の予定も今の所はないため、自分のペースで資産を増やしていければと考えています」

と順調な資産形成を報告。貧乏性というより経済観念がしっかりし過ぎ、といったところではないだろうか。