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エリザベス女王が医師団の管理下に 直近の家族がバルモラル城に向かう

2022年09月09日 00:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

医師団の管理下に置かれたエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2022年6月30日付Instagram「At a special parade at the Palace of Holyroodhouse
英・エリザベス女王(96)がスコットランドのバルモラル城で、医師団の管理下にあることが発表された。現在はチャールズ皇太子が女王に付き添っており、女王の子供達やウィリアム王子、ヘンリー王子もバルモラル城に向かっている。

バッキンガム宮殿が現地時間8日に声明文を発表し、「今朝の更なる評価の後、女王の医師団は陛下の健康状態を懸念し、医師の監督下に置くことを推奨しました」と発表した。同日朝に医師が診断した時には、エリザベス女王は快適であったと説明している。

宮殿によると、女王の直近の家族がバルモラル城に集まるように伝えられたという。

英メディア『Daily Mail Online』によると、チャールズ皇太子とカミラ夫人は、すでにエリザベス女王のもとに駆けつけたそうだ。皇太子夫妻は、バルモラル城から10マイル(約16キロ)ほど離れた場所にあるバークホールの邸宅に滞在中だった。

アン王女はスコットランドでの公務を終えた後、バルモラル城に到着した。アンドルー王子とエドワード王子&ソフィー王妃はヘリコプターに乗り、現地に向かったという。

ウィリアム王子は、新居があるウィンザーからバルモラル城に向かった。キャサリン妃は、3人の子供達が学校での初日を過ごしているためアデレード・コテージに残るそうだ。

ヘンリー王子とメーガン妃は、ヨーロッパでのチャリティイベントに出演するため、3日に英国に到着していた。夫妻は予定を急遽変更し、女王に会うためにバルモラル城に向かったという。

バッキンガム宮殿が女王の健康状態についての声明文を発表するのは異例のことであり、深刻な状況であることが示唆されている。

女王は6日に英国の新首相となるリズ・トラス氏の任命式を行ったが、翌7日には医師から安静勧告が出たため、同日予定していた枢密院のオンライン会議を急遽延期すると発表したばかりだった。

トラス氏は8日に自身のツイッターで「本日のランチタイムに届いたバッキンガム宮殿からの知らせに、国中が深く懸念することになるでしょう」と述べ、こう続けた。

「私の思い、そして英国中の人々の気持ちは、現時点では女王陛下とその家族と共にあります。」

現地時間8日の午後4時過ぎには、ウィリアム王子とアンドルー王子、エドワード王子&ソフィー王妃を乗せた王室空軍機がスコットランドのアバディーン空港に到着する様子が目撃された。

画像は『The Royal Family 2022年6月30日付Instagram「At a special parade at the Palace of Holyroodhouse,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)