トップへ

ジャスティン・ビーバー、再びワールドツアー中断「ライブは大きな負担だった」「今は健康を最優先に」

2022年09月08日 17:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ワールドツアーを再びキャンセルしたジャスティン・ビーバー
ラムゼイハント症候群と診断されてから驚異的な回復力でワールドツアーを再開したジャスティン・ビーバー(28)が、健康上の不安により残り70公演をキャンセルすると発表した。身体だけでなく精神的な負担も大きかったようだ。

【この記事の動画を見る】

ジャスティン・ビーバーは現地時間6日、再開していたワールドツアーを自身の健康を優先するためにキャンセルすることをInstagramで発表した。

「今年6月、ラムゼイハント症候群と闘っており顔の一部が麻痺していることを公表した。この病気により『2022 Justice World Tour』の北米公演を完走することができなかった。休息を取り、医師や家族、チームと相談した後、ツアーを続けるためにヨーロッパに行った。6回のライブをこなしたけれど、それは僕にとってかなり負担だったんだ。」

そのように明かしたジャスティンは、こう続ける。

「先週末(9月4日)ブラジルの『Rock in Rio』フェスティバルに出演し、僕の持っているすべての力をブラジルの人達のために出し切った。ステージを降りた後、極度の疲労に襲われ、今は自分の健康を最優先させる必要があることに気付いたんだ。そのためツアーを当分の間休むことにした。僕はきっと良くなると思うけど、今は休んで体調を良くする時間が必要なんだ。ライブを行って、『ジャスティス』というツアーのメッセージを世界に届けられたことを誇りに思っている。」

そして最後にファンに向けて、このように伝えた。

「これまでずっと祈りとサポートをありがとう! 皆さんを熱烈に愛しています!」


今年6月、ワールドツアーのキャンセルを余儀なくされたジャスティンは、ラムゼイハント症候群による一時的な顔面麻痺に見舞われたことを動画で説明した。食事をするのも一苦労だと明かし、「だんだん食べるのが難しくなってきて、非常にイライラしている。僕のために祈ってくれ」とファンに祈りを求めていた。

さらに公演を延期したことについて「僕は肉体的にも明らかに無理なんだ。体がペースを落とせと言っている。みんなが理解してくれることを願うよ。僕はこの時間を使って休養し、100%の状態に戻したいと思う」と語っていたが、正常な状態に戻すために顔のエクササイズをするなどリハビリを行ってきた。その結果、驚異的な回復力で7月31日にイタリアからツアーを再開していたのだが、無理がたたったようである。

米メディア『TMZ』によると、今回のツアーキャンセルの大きな理由はメンタルヘルスだという。ジャスティンはここ数年、メンタルの不調と闘い苦しんできた。そしてもう1つの理由は、顔の部分的な麻痺という最近起きた健康上の不安だという。ちなみにジャスティンは2017年のツアー『Purpose World Tour』もメンタルヘルスを理由にキャンセルしている。

なおラムゼイハント症候群は顔面神経にウイルスが感染することによって起こるもので、NHS(イギリスの国民保険サービス)によると、同症候群は重度の顔面神経麻痺を起こす原因とされており、完全に回復する患者は半数以下だという。

今は心身の疲労を回復するため十分な休養をとり、また元気な姿でファンの前に戻ってくる日を待ちたい。



画像2枚目は『Justin Bieber 2022年9月6日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)