トップへ

ソラックザーデがヴィンテージカー部門を新設、インスタレーション実施も

2022年09月07日 13:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

岡本兄弟所有の1964年式メルセデス・ベンツ 220SEb

Image by: SOLAKZADE
ヴィンテージアイウェア専門店「ソラックザーデ(SOLAKZADE)」が、ヴィンテージカー部門「ソラックザーデ・オートモーティヴ(SOLAKZADE®AUTOMOTIVE)」を立ち上げた。これに伴い、ヴィンテージカー1台を使ったインスタレーション「この車は、わたしをどこへつれていくのだろうか」を、阪急メンズ大阪1階の「ザ・ラストストア(THE LAST STORE)」前のスペースで開催している。

 ソラックザーデは、岡本龍允と岡本竜の兄弟2人によって2005年に大阪でスタート。ヴィンテージアイウェア&ビスポークアイウェアの専門店を営業する傍ら、レストアやリペア、カスタムも行う。
 新部門は、ヴィンテージアイウェア部門と、2015年にスタートしたアンティークジュエリー部門に次ぐ第3部門。岡本兄弟は、5年前にヴィンテージカー専門店「ヴィンテージ湘南」の湯山賢太郎のもとで、1964年式メルセデス220SEbを衝動買いしたことがきっかけで、乗り手と職人の高齢化により、ヴィンテージカーの美意識とそれを支える職人技が継承されず、潰えてしまうのではないかという危機感を抱き、ヴィンテージ湘南とのパートナーシップを結び、同部門の展開を決めたという。同部門はエレガンスをテーマに、岡本兄弟やソラックザーデのメンバー自らが所有し、長距離をともに過ごした車種のみを限定でラインナップする。
 幻想的な世界へと誘うインスタレーション「この車は、わたしをどこへつれていくのだろうか」では、20世紀以降、人々の生活を一変させ夢の象徴となった自動車を用意。展示に使用される車はいずれも購入可能で、9月7日から2週間おきに展示内容を変更していくという。今後は厳選された車両販売のほか、インスタレーションを含むプロジェクトなどの実施を予定している。

■ソラックザーデ:公式サイト