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ゲランが新作フレグランスを発売 1925年登場の「シャリマー」へのオマージュ

2022年09月07日 08:41  Fashionsnap.com

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SHALIMAR MILLÉSIME TONKA

Image by: GUERLAIN
「ゲラン(GUERLAIN)」が、新作フレグランス「シャリマーミレジムトンカ(SHALIMAR MILLÉSIME TONKA)」を発売する。10月1日からゲラン一部店舗で販売し、4日から公式オンラインストアでも取り扱う。価格は50mL、税込1万4960円。

 「シャリマー」は、1925年に世界初のオリエンタルフレグランスとしてブランドの3代目調香師ジャック・ゲラン(Jacques Guerlain)が調香したフレグランス。今回発売する「シャリマーミレジムトンカ」は、ゲランが愛する6つの香りの素材「ゲルリナーデ」の1つであるトンカビーンへのオマージュとして、5代目調香師ティエリー・ワッサー(Thierry Wasser)とデルフィーヌ・ジェルク(Delphine Jelk)が製作した。
 アンバリーな香りをトップノートでより際立たせるため、ビターアーモンドとベルガモットを使用。ほろ苦いアーモンドの香りを引き出すトンカビーンアブソリュートを贅沢に使用することで、シャリマーの香りにアクセントを加えた。また、男性フレグランスによく使用されるフゼアの香りを構成するクマリンがトンカビーンには含まれるため、フェミニンなフレグランスにマニッシュな一面が加わっている。
 ハートノートでは、ローズアブソリュートとパウダリーとアイリスのフローラルノートを重ね、フゼアアコードをフレッシュなジャスミンサンバックで包むことでコントラストを演出。フゼアとトンカビーンのグルマンで温かみのある香りが生み出す緊張感によりモダンな印象に仕上げたという。トンカビーンのほか、ゲラン特有の希少な素材としてバニラ プラニフォリア チンキを使用している。
 ボトルも、1925年のシャリマーのオリジナルボトルへのオマージュを捧げたデザインを採用。シャリマー庭園の噴水がインスピレーション源となった当時のボトルデザインはそのままに、シャリマーの象徴として知られるコウモリ型のラベルをトンカビーンの色である黒で仕上げた。

■ゲラン:公式オンラインストア FASHIONSNAPでは、ビューティ/ウェルネス専用のInstagramとTwitterも更新中。新作や最旬トレンドのほか、記事には載らない情報もお届けしています。ぜひチェックしてみてください!■Instagram https://fsna.co/UrR■Twitter https://fsna.co/Be8