働く人をぞんざいに扱えば、すぐに辞めてしまうーー。そんな当たり前のことを分かっていない管理職は珍しくないようだ。キャリコネニュースには、上司からの理不尽な扱いに「仕事を即行で辞めた」という読者から、いくつも体験談が寄せられている。（文：コティマム）
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
教育係には「早く早く早く！！」と後ろで騒がれる
大阪府に住む30代前半の女性は、ファミレスのアルバイトを1週間で辞めた。女性は経験者だったため、バイト仲間からは「前の経験があるからか覚えも早いし動きも早いね」と褒められていた。しかし店長の態度が酷かったという。
「店長には、教えてもらってないことを聞くと『てめぇ自分で考えろ』『お前！』と怒鳴られた。教育係らしきバイトの女性には『早く早く早く！！』と後ろで騒がれるだけ。昼食中に『もっとしごいてやりますよ』みたいなことを喋ってるのが聞こえてきて辞めた」
退職時には、店長から「どこでもやっていけないぞ」と言われてしまったというが、
「辞めて良かったです。その後も別にどこででもやっていけましたし、今は自営業でやっています。あのまま続けていても学びはなかったと思うので、早めに辞められて良かった」
と清々した様子で明かした。女性は現在、Web・IT関連の個人事業主として年収500万円を稼いでいる。
希望した10時間労働が許されず、「12時間拘束」
同じく１週間で退職したことがあるという神奈川県の40代女性。飲食・工場勤務だった際、「おばちゃんが徒党を組んでの新人いじめ」があったという。さらに仕事は「12時間拘束」され、労働条件も合わなかった。
「10時間労働・週5勤務を希望したら事務はOKだったのに、副店長がキレて悪口言ってた」
すぐに辞めた女性は、「ストレスがなくなって体調回復」と満足している様子だ。
