お金に困っているわけではないのに、生活必需品でさえ、慎重な買いものをする人もいる。キャリコネニュース読者から、自身の「貧乏性」な性質を自嘲気味に語る声が複数届いた。たとえば神奈川県に住む40代前半の男性は、
「給料日後でもボーナス後でも遠くても激安スーパーしか行かない。値引き商品を求めにわざわざ夜スーパーに行く」
といった気の使いよう。ちなみに男性は「素材・化学・食品・医薬品技術職」で年収700万円だ。(文:okei)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
年収900万円男性「レストランで安いものから選んでしまう」
せっかくの外食の機会にも「高いものは頼めない」という声もある。神奈川県で暮らす50代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職)は、年収900万円だが
「外食の際、レストランで安いものから選んでしまう。レストランではなるべくトータルの支払いで安くなる組み合わせ(セット等)や方法を考えてオーダーする」
という場面で「貧乏性」を感じている。買い物も「ネットで価格を徹底的に調べて発送費用を含めて安いところで購入する」と、事前調査を欠かさないそうだ。
年収1000万円でも貧乏性な面を明かしたのは、東京都に住む40代後半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職)だ。
「1人の時はカフェなどには入らず、自販機やコンビニなど外で飲み物を買うのももったいないので、水筒を持ち歩いている。家族で食事に行っても、基本的にソフトドリンクは注文しない。買い込んだ食材は多少期限が切れてても使い切る」
と、少しでも食費の無駄を省くよう心を砕いている。もちろん「バスやタクシーは酔うのもあり、なるべく利用しない」と交通費も節約。そのほか、
「靴下に穴が空いたら繕って出来る限り捨てない。下着のシャツやパジャマはぼろぼろになると捨てずに切ってフライパンの油を拭くのに使用する」
と、あるものすべてを使い倒す姿勢を見せた。このスピリットがあれば、「SDGs」が達成可能かもしれない。