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両親の家の相続方法、40代以下「不動産として相続したい」が最多 - 50代、60代の最多回答は?

2022年09月04日 07:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
SBIエステートファイナンスは、「終活と住まいの相続に関するアンケート調査」の結果を8月30日に発表した。調査は7月25日、持ち家がある20歳以上の男女321人を対象に行われたもの。


まず、「終活」という言葉を知っている人は93%。年代ごとの違いもほとんど見られず、全体において9割ほどの認知度であることが分かった。



自身の終活を行っているかについては、全年代において「今後行いたい」の回答が最多となった。「すでに行っている」の回答率はいずれの年代も1割前後となっている。


終活について誰かに相談したことがない人は、77%。一方、相談をしたことがあるという人を対象に、誰に相談したかという質問では、年代が下がるにつれて「親しい友人・知人」が多く、逆に年代が上がるにつれて「子ども」が多くなっている。60代以上では、57.9%と過半数に。また、「専門家」も年代が上がるにつれて増えていく傾向が見られた。


終活の相談をしたことがない人に、今後もしも相談するとしたら誰にするか尋ねてみた。すると、40代以下と50代では「専門家」へ相談するとの回答が多く、60代以上では「子ども」が多いことが分かる。


終活を「残された人のため」に行うものと考えているのは全体の68%。何がきっかけで終活に取り組むと思うか聞いてみると、すべての年代で「自分が年を取ったと感じたとき」が最も多くなっている。


自身が相続をする際に自宅をどのように相続させたいかは、「不動産として相続させたい」がすべての年代で最も多い。


両親の家を相続する方法への考え方については、自分の家は「不動産として相続させたい」がすべての年代で最多である一方、両親の家を相続する場合は年代が上がるとともに「相続することは考えていない」の回答が増えている。なお、40代以下は「不動産として相続したい」、50代は「売却して現金で相続したい」、60代は「相続することは考えていない」がそれぞれ最多となった。(フォルサ)