それまで仲良くしていた友人であっても、ちょっとしたすれ違いが大きなしこりを生むこともある。愛知県の50代女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1000万円)は、ちょっとした旅行のアドバイスをしたことから「完全絶縁した」と、友人との関係性を綴った。(文:草茅葉菜)
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親切心で「シンガポールでは折り畳み傘必須」と伝えたら…
7、8年前に女性は友人から、結婚記念日の旅行でイタリアに行く予定だったが、治安の不安からツアーが中止になり、シンガポールに変更したという話を聞いた。女性は
「現地(シンガポール)に住む別の友だちに、シンガポールはその時期雨季だと聞いたので、親切心で『折り畳み傘必須』を伝えた」
という。すると、
「行く前からそんな事聞きたくなかった。興醒めした」
と機嫌を損ねた返信があった。女性は「悪気は無かったことを伝えて関係修復を考える日々だった」という。しかしその後はなんのやりとりもないまま、約1年が過ぎた。
そんなある日、携帯の機種変更でLINEの友だち追加申請が届いたため、女性はそれを承認。すると、友人のタイムラインには「イタリア旅行記」がすぐに投稿されたという。女性は
「それを私に見せたかったとだけだと思い、完全絶縁した」
と呆れた様子で綴った。友だち申請は関係修復のために送られてきたわけではなかったようだ。