Text by 後藤美波
Text by 渡辺志保
デトロイトのウェイトレス兼ストリッパーのゾラが、偶然出会ったダンサーのステファニに「フロリダへの出稼ぎ旅」に誘われたことから、48時間の悪夢が始まる──A24が贈る映画『Zola ゾラ』は、2015年に、ある女性が自らの実体験をTwitterに投稿した「148のツイート」を映画化した作品。そのスリリングな内容は「ストリッパー・サーガ」として話題になり、著名人を巻き込んで拡散された。
本作の監督を務めたのは、ドラマ『アトランタ』のエピソード監督も務めた、黒人女性監督ジャニクサ・ブラヴォー。ゾラ役をケンドリック・ラマーの最新アルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』に参加したテイラー・ペイジが演じている。一人の女性の視点で映されるスリリングな物語に、人種による偏見や差別、女性への搾取などさまざまな社会問題が織り込まれている本作。「女性の自立」が物語の中心になっているというブラヴォー監督が、黒人女性に向けられるステレオタイプや、セックスワークを描くにあたって大切にしたこと、映画が本国で公開された39歳のときに得た教訓などを話してくれた。
―まずは映画の主人公であるゾラについて聞かせてください。劇中の彼女はいつも冷静でクールで、その場を分析しながら観客であるわたしたちに状況を説明してくれるような存在です。実際のゾラ(元のツイートを発信したエイジャ・キング)の存在がありつつ、どのように映画のなかのゾラのキャラクターを組み立てていったのでしょうか。
ブラヴォー:まず第一に、『Zola ゾラ』はTwitterのスレッドが元になっています。映画をつくる際には、実際にTwitterを読んでいるようなライブ感覚を大事にしました。と、同時に、スレッドのなかでは1人の女性が過去に経験した内容が描かれているので、映画でもまるで彼女が体験したことを彼女の視点から我々が追体験するような感覚を表現したかった。緊張感とか、恐怖感、面白さを損なわずにね。
あともう一つ、この体験は彼女にとってトラウマ的な出来事でもある。そもそも、女性たち、特にマイノリティーの女性たちは、誤ったナラティブを与えられることが多く、そのせいで十分なスキルを持っていたとしても軽んじられることが多いと思うんです。なので、ナラティブを再構築することで、このトラウマ的ストーリーをいかに効果的に伝えることができるかを考えながら、制作を進めていきました。
ジャニクサ・ブラヴォー / photo: © Pat Martin
人生の半分をパナマで、半分をブルックリンで過ごす。ニューヨーク大学のプレイライツ・ホライズンズ・シアター・スクールで演出と演劇のデザインを学び、ニューヨーク、ロサンゼルス、マドリッドで演劇を上演。キャサリン・ウォーターストンとブレット・ゲルマンが主演の初の短編映画『Eat(未)』は『SXSW』でプレミア上映された。2016年、ドナルド・グローヴァーが主演、制作総指揮、監督、脚本を務めるコメディードラマ『アトランタ』の1話を監督。2017年、中年俳優アイザック(ブレット・ゲルマン)を主人公にした風刺コメディ『Lemon(原題)』にて長編デビュー。本作はサンダンス映画祭で上映された。そのほかの監督作に、ドラマ『ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~』(2020年)や『イン・トリートメント』(2021年)など。本作の成功により一躍脚光を浴び、人気ブランドmiu miuの女性監督シリーズに抜擢され、待機作も多数。現在、ハリウッドで最も注目される若手監督である。
―ブラヴォー監督、エイジャ・キング、そして脚本家のジェレミー・O・ハリス(※)が中心になって物語を再構築していったのでしょうか。制作のプロセスはどのような感じでしたか?
ブラヴォー:少し時系列を遡って、共同執筆者(コ・ライター)のジェレミー・O・ハリスとの出会いから説明してもいいですか? もともと、この映画を手がけるにあたって、3か月かけて下準備をしました。イメージや音楽、カラーリングや映し出される感情はどんなふうか……といったことを考えていくうちに、コ・ライターが必要だなと感じたんです。作品にもっと若い雰囲気を足したかったし、Twitterのリアルな感じをうまく表現したかったから。
というのも、私は、もうTwitterをやっていないから。Twitterって、時々とってもネガティブな気分になるでしょ? だから、私の得意分野じゃないと感じたんです。そこで、ジェレミーに声をかけたら、プロデューサーたちも気に入ってくれた。それからは、ジェレミーとアイデアを交換しながら内容を固めていきました。
ブラヴォー:当時、私はロサンゼルスに、ジェレミーはニューヨークに住んでいたんですが、私はエイジャのツイートをすべてプリントアウトして、一つずつ壁に貼っていったんです。そこで、第一幕・第二幕・第三幕……と組み立てていきました。そこに、プロローグとエピローグを足していく。ゾラが地元のデトロイトからフロリダに行くまでが第一幕。その後、フロリダで楽しんだりビジネスに取り掛かっていったりする場面が第二幕です。やがて、だんだん物語のトーンがダークになっていくの。それに伴って、色調も暗く変化していく。家から遠く離れた場所に連れて来られてしまい、ゾラは銃を手渡され、デレク(※)は吐いてしまう。それが第三幕の始まりの合図。
ブラヴォー:エイジャとは、私が監督を務めることになったあとに電話で直接話しました。そこで、彼女は再度、私にストーリーをとってもリアルに話してくれた。「実際に起こったけど、Twitterには書いていない出来事ってある?」などと聞きながら、物語を補完していきました。私とジェレミーで書いていった脚本に対して、エイジャが足りないパーツを足してくれたという感じ。そして、(ゾラを演じる)テイラー・ペイジという素晴らしい俳優がそれを体現してくれた、という流れです。
―冷静で知的なゾラとは対照的に、白人女性であるステファニはとても奔放というか、ちょっとおバカというか、わざわざブラックアクセントで喋る感じや、黒人女性を侮蔑するような話をする様子が危なっかしく見えて。彼女のキャラクターはどのように構築していったのでしょうか。
ブラヴォー:ステファニに関しては、演じてくれたライリー(・キーオ)がとっても天才的でしたね。この役だけ、なかなかキャスティングが決まらなくて、彼女は最後に決まった俳優だったんです。いまじゃ、ステファニ役はライリー以外では考えられなかったと思うくらい。
最初に脚本を読んだライリーから「どんな声で演じたらいいか?」と質問されました。私は、「炎上しちゃうのは怖いけど、私がイラっとするような喋り方でお願い」と答えたんです。
アメリカという国では、黒人女性に対するステレオタイプが存在します。たいてい、それはあまり喜ばしいステレオタイプではない。同時に、そのステレオタイプを利用して、自分の利益を得ている白人女性もいます。例えば容姿に関しても、鼻や口、お尻や胸の形などの黒人の身体的特徴がありますよね。白人がそれらを真似ると、ステレオタイプが一転してみんなが真似したくなるような喜ばしいものになる。この映画ではそういった会話をしたかったんです。そして、映画のなかで、ゾラがお金に変えているものは何なのか? ということについてもハッキリ描きたかった。そのためには、ステファニにはピエロになってもらう必要がありました。疑わしくて、「あいつは信用できないぞ」というズルい感じを演出したかったのです。
『Zola ゾラ』 © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
―劇中、ゾラたちが仕事で訪れるタンパのストリップクラブで、営業前にそこで働く女性たちが円陣を組んで祈りを捧げるシーンがあります。「prayer circle(祈りの輪)」シーンとでもいいましょうか。そこで中心になっているのは、トランス女性でもあるTsマディソンですよね。彼女の演技からはブードゥーを操る女神のような気迫を感じました。Tsマディソンをキャスティングしたきっかけは?
ブラヴォー:あのシーンは、まさに彼女のために書いたものだったんです。今回の出演者のなかで、唯一、もともと私の友達だったのがTsです。彼女と会ったのは、数年前。当時、私は「VICE」で働いていてかつての夫と一緒にTsマディソンの作品を手がけていたんです。
ご存じかわからないけど、彼女はもともとポルノ女優だったの。彼女のVine(6秒間のショートムービーを共有できるSNS。2016年にサービスが終了した)がとにかく面白くて、それで彼女の存在を知ったんです。「演じてみない? きっと最高だと思う」と誘って、『Zola ゾラ』に参加してもらうことになりました。コメディー要素をブレンドするという意味でも、彼女の存在は大きな助けになったと感じています。
Tsマディソンは、2021年にリアリティー番組『The Ts Madison Experience』によって、自分の冠リアリティー番組を持った初の黒人トランスジェンダー女性となった。ビヨンセは最新アルバム『RENAISSANCE』で、彼女のYouTubeでのスピーチ音源をサンプリングしている © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
―YouTubeで、Tsマディソンがホストを務めた『Zola ゾラ』のプレミアパーティーの様子を観たんです。そこで、Tsマディソンが映画のなかで、どのようにセックスワーカーが描かれているかということに言及していて、とても印象的でした。Tsマディソン自身も、「かつては自分もセックス産業に従事していたけど、社会からは犯罪者のように扱われ、自分たちのパーソナリティーが無視されている。しかし、『Zola ゾラ』のなかでは、ゾラたちがどんな女性なのか、ということがしっかり描かれている」というようなことを言っていて。
ブラヴォー:元になったツイートを参照しても、ゾラが直面した問題ってセックスやセックスワークそのものの問題ではないんですよね。彼女の意志を無視したところで、彼女の身体が売られそうになったこと、すなわち、彼女の身体が言葉を失ってしまったことが問題だった。
世界規模ではどうなのかわからないけど、アメリカでは宗教的な背景もあって、セックスワークに対して居心地の悪さみたいなものがあると思います。私は、劇中に出てくる女性たちに対してきちんとリスペクトとケアする気持ちを持って描かねばならないと感じていました。なぜなら、エイジャも元のツイートのなかで彼女たちをそう扱っていたから。ゾラだったらやらないだろうな、と思うことは、私もやりたくなかったし、監督として正しく彼女たちを描きたかった。
そのために大切にしたことは、映画のなかに女性のヌードシーンを登場させないということ。ここでヌード姿の女性を出してしまうと、観客と女性のあいだに介在するリスペクトのバランスが失われてしまうと考えたんです。
映画のメイキング。監督(右)とゾラ役のテイラー・ペイジ、ステファニ役のライリー・キーオ © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
―その視点はとても重要だと思います。監督は、別のインタビューで(*1)、「セックスのとき、自分が見ているのは男性だから、男性を見る必要があった。セックスワークの描写では、女性に焦点が当てられがちだが、それを変えたかった」とも発言されていましたね。
ゾラやステファニのセックスシーンにおいても、女性の胸や隠部はまったくもって映しだされていません。その代わり、男性器が丸出しの状態でスクリーンに映し出されているのが何だかおかしかったです。歳をとった白人男性の性器ばかりが、変わるがわる映る様子に驚きました。言い方は悪いですが、どれも小さく見えてしまって、一つだけ、大きな性器にはハートの「Like」絵文字が押されます。
ブラヴォー:ヌード姿で参加してくださった男性のみなさんにはとても感謝しています。今回の撮影では、1人だけ快諾してくれた俳優がいて、実際に彼は本編に映っています。でも、ほかの俳優が見つからなくて。男性ダンサーがいるストリップクラブに行って聞いてみたりもしたけど、誰もやりたがらなかった。
あのシーンに関して、カメラの前で脱いでくれる女性を探すことは、そんなに難しくないんです。どういうことかというと、たとえ、彼女たちが居心地の悪さを感じていても、お願いしたら裸になってくれる。女性は嫌なことに対しても「イエス」と言ってしまうように育てられてしまっているんですよね。でも、男性の場合はもっと難しい。
映画の舞台になっているタンパは、おそらく世界で3番目に大きいヌーディストコロニーで、参加してくれた男性たちは、そのコロニーに所属している人たちです。男性役が見つからなくて「どうしよう」と思いながら車で走っているときに、ヌーディストコロニーを見て「そもそも、裸でいることが心地よいと感じている人々にお願いしたらどうだろうか」という考えに至ったんです。彼らにとって居心地が悪いのは性器を露出していることではなくて、カメラがあったり照明やマイクがあったりすることなんですよね。なので、彼らに安全だと感じてもらいつつ、自然な様子で撮影していきました。
『Zola ゾラ』 © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
―本作には、夜のタンパで黒人男性が警察に暴行を受けている様子や、南部連合国旗(※)が掲げられている様子も映し出され、現在のアメリカが抱えている人種問題を反映しているシーンが見受けられます。こうした要素は、どのような狙いで本編に組み込んでいったのでしょうか。
ブラヴォー:映画のもとになった出来事は、2015年に起きたことで、実際に映画を撮り始めたのは2018年になってからでした。映画の中心になっているのは、女性の自立(female independence)ですが、いまのアメリカが抱えている問題は、そこにタペストリーのように折り重なっていて、その様子を描きたかったんです。
スクリーンに映っている連合国旗も、私たちが持ち込んだものではなくて、実際にタンパの町に掲げられていたものを撮影しました。タンパはアメリカで2番目に連合国旗があふれている土地でもあるんです。警察による暴行(police brutality)も、当時、黒人男性――女性もですが、圧倒的に男性の方が多かった――が被害者となるケースが多発していたんです。ゾラが伝えている物語は一つかもしれませんが、そのすぐ隣には、アメリカが抱えているまた別の問題が存在している。そこをすべて一緒にして、ストーリーを伝えていきたかったんです。
『Zola ゾラ』 © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
―『Zola ゾラ』から学べることは本当にたくさんあると感じました。先ほど、女性の自立という言葉も出ましたが、いまのアメリカにおいて、特に有色人種の女性(woman of color)として、ご自身が声を上げることは以前よりも容易くなっていると感じますか?
ブラヴォー:「イエス」と答えられたら一番いいんでしょうけど、実際はそんなに簡単には答えられない問題ですね。私が育った環境も影響しているかもしれません。
実際のところ、私は「自分の意見を言うことが難しい」と感じたことはないんです。もともと、私の母は軍隊に所属していて、とても強かったし、私の祖母も強い女性だった。私の人生に存在してきた女性は、みんな輝いていて、アグレッシブで、グイグイと押しの強いタイプでした。私の出自はラテン系なのですが、ラテン系の家族って、女性が家長であることが多いんです。だから、女性がはっきりとモノを言って、大きな役割を担うことが自然でもあった。
でも、18歳で進学をきっかけに家を出た時、男女のあいだに不均衡があることに気がついたんです。それまで、私が何かが欲しいときや何かをしたいと思ったとき、他人の許可を得ることはありませんでした。でも、その環境が周りとは少し違っていたんですよね。
ジャニクサ・ブラヴォー監督 © Brigitte Lacombe
―『Zola ゾラ』を鑑賞して最も素晴らしいと思った点は、女性が女性のストーリーを伝えている、ということです。特に、有色人種の女性同士で映画をつくり上げているということも、素晴らしいと感じました。
ブラヴォー:そうですね。衣装やプロダクションデザイン、ヘア・メイクアップ、シネマトグラフィー、エディター、コンポーザー……どのチームにも、「ストレートの白人男性」がいないんです。たまたまそんな状況になったのですが、驚くべきことですよね。私にとって、白人以外の人々、そして、クィアコミュニティーに属する人々と一緒に仕事をするということは、とても大事なこと。同時に、それが自分のミッションだとも思っています。
ただ、そうした属性に縛られず、最高な人たちと仕事をする、ということもまた大切です。一定のレベルに達していない人たちと一緒にチームを組むと疲弊してしまいますから。「女性を雇わねば」ということを優先して、まったく経験のない人を雇う必要はありませんし、一緒に仕事をするならベストなチームワークとなる人を選ぶべき。結果、こうした人選になったことをとても誇りに思っています。先ほども「女性の自立」ということに触れましたけど、映画業界も、ゆっくりではあるけれど進歩していっていると思います。
『Zola ゾラ』 © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
―以前、『VANITY FAIR』のインタビュー(*2)で、「40歳になる直前に、『もうすぐ私の出番がやってくる!』と感じた」と仰っていたのが印象的でした。私はいま38歳なのですが、まだ「私の出番だ!」と感じたことはありません。いくつになろうと野心を抱こうとしている日本の女性たちにメッセージをいただけますか?
ブラヴォー:そうですね。私は2021年に40歳を迎えたんです。その前年、39歳のときにアメリカで『Zola ゾラ』が公開された。確かマルコム・グラッドウェルの言葉だったと思うのですが、「何かを成し得るためには1万時間の努力をせねばならない」という言葉があるんです(※)。私は、39歳の時点で1万時間分の力を注いだと実感していたし、『Zola ゾラ』も公開されることで「2020年は私の年になる!」という気持ちでした。
でも、2020年、世界を震撼させるような出来事が起きてしまいましたよね。私個人のせいでも何でもないけど、挫折感を感じてしまいました。いまだに、2020年があんな年でなければ、私の人生はどうなっていただろうと感じることがあるんです。自分が期待していた未来に水を差されてしまった、と思わずにはいれません。2020年に『Zola ゾラ』が公開されて、いまはこうして日本でも公開されているくらい喜ばしい出来事が起きているのに、もっとこれ以上の未来があったのでは? と。
『Zola ゾラ』撮影現場にて © 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
ブラヴォー:2020年、39歳のときに私が学んだ大きな教訓は、「小さな成功を喜ぶ」ということ。大きな成功の瞬間をただ待つよりは、たとえ小さなステップでも、その達成感を尊ぶことが大切なんだなと思いました。日本でも同じかどうかわからないけど、アメリカでは大晦日の夜に、新年が良き一年になることを願ってパーティーをするんですよね。最初のパーティーを経て、2件目、3件目、とハシゴしていく。「もっと素晴らしいパーティーがあるかも」と期待しながら。でも結局、一番最初のパーティーが一番いいパーティーなんですよ。「もっと大きな成功がやってくるかも」と見えない絵を描くよりは、小さな「win」を積み重ねて、大事にしていくことがいいのでは、と思います。
―最高のアドバイスをありがとうございます。オクティヴィア・E・バトラーの小説『キンドレッド』のドラマ化を手がけるという報道もありましたが、今後の作品について教えてください。
ブラヴォー:いまは、テレビドラマ『Poker Face』(※)の準備で忙しくしているところです。あとは、自分でも脚本を書いている新しい映画もあって、他のライターが脚本を進めている作品もいくつか。いろんな制作段階の作品が同時進行している状態なので、もうすぐ新しい作品をお披露目できると思います。