エルメスが国内初　パフューム＆ビューティの専門常設店を伊勢丹新宿店1階に出店

「エルメス（HERMÈS）」が、伊勢丹新宿店 本館1階に新たな常設店舗「エルメス・イン・カラー」を9月14日にオープンする。国内で初めてパフューム＆ビューティを専門的に展開する店舗となり、8月21日に閉店した「ドルチェ＆ガッバーナ ビューティ（DOLCE & GABBANA BEAUTY）」の跡地となる。

　エルメスのビューティラインは2020年3月にデビュー。ビューティ部門を率いるのは、エルメス・パルファン ゼネラル・マネージャーのアニエス・ドゥ・ヴィリエと、エルメスのアーティスティック・ディレクターピエール＝アレクシィ・デュマ。ビューティ部門のクリエイティブディレクター ジェローム・トゥロンや、香水のクリエイションディレクター クリスティーヌ・ナジェル、シューズ／ジュエリー部門のクリエイティブディレクター ピエール・アルディなど、メゾンの中で重要なポジションに従事するクリエイターらが参加している。今年1月には、ビューティ部門のクリエイティブディレクターに、ギリシャ出身のメイクアップアーティスト グレゴリス・ピルピリスが就任した。
　スエード素材ヴォー・ドブリスや、牛革のボックスカーフの質感を落とし込んだリップスティック「ルージュ・エルメス」や、馬車の内装やジョッキーのシャツを彩ったピンクのシルクに着想を得たチーク「ローズ・エルメス」、エナメルの鮮やかさや輝きから発想したネイルカラー「レ・マン・エルメス」、“肌本来の美しさ”をテーマにナチュラルなツヤ肌を際立たせるベースメイク製品を揃えたベースメイクコレクション「エルメス・プラン・エア」をラインナップ。9月には、リップオイルのコレクション「エルメジスティブル」の発売が控える。メゾンを象徴するエクスリブリスのモチーフをあしらったパッケージなど、小さいながらもサヴォワールフェールを取り入れたアイテムが人気を博している。