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ヘンリー王子とメーガン妃、まもなく渡英も女王の休暇先への訪問は断念か

2022年08月29日 13:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

今年6月「プラチナ・ジュビリー」に出席したメーガン妃とヘンリー王子(画像は『Clarence House 2022年6月3日付Instagram「Thank you
ヘンリー王子とメーガン妃が、スコットランドで休暇中のエリザベス女王を訪問しない意向だという。夫妻はイベントに出席するため9月に渡英する予定で女王から休暇先に招待されていたが、警備上の問題が解決されない限り女王には会えないと報じられている。

ヘンリー王子とメーガン妃が再び渡英し、現地時間9月5日に英マンチェスターで開催する世界190か国以上の若いリーダー達が集まるイベント「One Young World Summit」に出席する予定だ。

翌6日にはドイツで開催する2023年「インヴィクタス・ゲーム(Invictus Games)」の前祝いイベントに出席し、再び英国に戻った後、8日には「ウェルチャイルド・アワード(WellChild Awards)」に参加することになっている。

またエリザベス女王は現在、スコットランドのバルモラル城で恒例の夏季休暇を過ごしており、ヘンリー王子夫妻を休暇先に招待したことが報じられていた。

これに対し英メディア『The Telegraph』が現地時間28日、ヘンリー王子夫妻が英国での自由時間中にスコットランドに滞在するエリザベス女王を訪問することはないだろうと伝えた。

同メディアの情報筋によると、英内務省の委員会は夫妻が警察警備を受ける資格があるかについての決断を下すことになるという。そのため夫妻は女王をプライベートで訪問するかを決める前に、英国滞在中の警備に関する決定を待っているそうだ。

夫妻は今年6月に渡英し、女王の即位70周年記念祝典「プラチナ・ジュビリー」での公式行事に出席した際には他の王室メンバー同様の警備がついていた。

しかし夫妻は王室離脱後に英国の警察警護を失ったため、個人的に外出する際には同様の警備を受けることはできなくなった。

そのためヘンリー王子は、英国滞在中にプライベートな警備チームでは家族の安全を十分に得ることができないと主張。個人で警察による警備費を負担すると申し出たものの、内務省が拒否した。

王子は今年2月、内務省の決定に対して法的争いを開始。7月には、政府の決定に対して王子が法的に異議を唱える許可を得たのである。

エリザベス女王は9月に休暇を中断し、バッキンガム宮殿に戻って英国の新たな首相を任命する予定だった。しかし女王は移動が困難であるため、今回はバルモラル城から任命すると報じられたばかりだった。

女王の健康状態を懸念してか、バルモラル城に滞在中のチャールズ皇太子は毎日母親に会いに行っているという。

画像は『Clarence House 2022年6月3日付Instagram「Thank you, Your Majesty, for 70 years of unwavering and dedicated service」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)