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キャサリン妃、王室での成功は「故ダイアナ妃の真似をしなかったから」王室専門家が分析

2022年08月29日 11:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

王室ファンから人気の高いキャサリン妃(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年1月9日付Instagram「The three new portraits which have been released to mark the occasion will be shown in the community in three meaningful places:」』のスクリーンショット)
キャサリン妃が王室メンバーとして成功したのは、故ダイアナ妃を模倣しなかったからだと王室専門家が分析している。キャサリン妃はファッションなどでダイアナ妃と比較されることが多いが、王室メンバーとしては自分らしくあるために努力しているという。

ダイアナ妃が1997年8月31日にパリで事故死してから、もうすぐ25年目を迎える。妃の長男ウィリアム王子は母から受け継いだ婚約指輪をキャサリン妃に贈るなど、ダイアナ妃への敬意は継承されてきた。

現在もキャサリン妃のファッションはダイアナ妃を思わせると比較されることがあるが、王室専門家によるとキャサリン妃は王室で自分自身のアイデンティティを確立しているそうだ。

『Vanity Fair』誌の王室担当記者で、ヘンリー王子の伝記本『Harry and Meghan: Life, Loss, and Love』の著者ケイティ・ニコール氏は、豪メディア『9Honey』のインタビューでこのように話している。

「キャサリン妃の大きな強みと成功の鍵のひとつは、ダイアナ妃の足跡をたどってないことだと思います。私は彼女がダイアナ妃を見習おうとしているとは思いません。」

そして「彼女は最初から比較されることを意識していたと思います。しかし指にはめた指輪の重みとそれが持つ意味、それによってもたらされる必然的な比較にもかかわらず、彼女は全く違う女性なのです」と言い、こう続けた。

「彼女の成功は、ケンブリッジ公爵夫人として王室の中で独自のアイデンティティを刻み、その役割を自ら果たしたことです。」

ニコール氏はそのように主張したものの、キャサリン妃の中にはダイアナ妃の反映があると認めている。しかしそれらは特別な機会にダイアナ妃を意図的に意識したものだと分析した。

同氏によると、キャサリン妃はジョージ王子の出産後に青地に白い水玉模様のドレスを、ルイ王子の出産後には赤いドレスを着ていたが、それらは出産後に同色のドレスを着たダイアナ妃に敬意を表したものだという。

キャサリン妃はジュエリーや衣装でもダイアナ妃への敬意を見せる時があるが、同氏は「これらは歴史に対する敬意と認識である」と表現している。

さらに「美意識が高いからこそ比較されるのです。それらはキャサリン妃が子供達を普通に育てようとする姿に現れている。これこそダイアナ妃がウィリアムとヘンリーに望んでいたことなのです」と述べ、こう加えた。

「しかしほとんどの場合、キャサリン妃は王室メンバーや個人、ケンブリッジ公爵夫人として自分らしくあるために本当に努力し、懸命に働いてきました。だからこそ彼女は成功したんだと思います。」

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年1月9日付Instagram「The three new portraits which have been released to mark the occasion will be shown in the community in three meaningful places:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)