8月28日は「テレビCMの日」。
1953年の同日に日本初の民放テレビ局である日本テレビが本放送を開始し、同時に日本初のテレビCMがオンエアされたことが由来の記念日です。
CMに欠かせないナレーションは、アニメでもお馴染み。冒頭であらすじを紹介したり、次回予告で視聴者の期待を煽ったり、ときにはキャラクターと掛け合いを披露したり……。本編に姿は見せないものの登場人物以上の存在感を放つこともしばしばです。
そこでアニメ!アニメ!では「好きな“ナレーション・天の声”を担当する声優さんといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月13日から8月20日までのアンケート期間中に466人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■バラエティやCMでも活躍する声優陣がランクイン!
第1位
1位は立木文彦さん。支持率は約13パーセントでした。
立木さんは『逆境無頼カイジ』や『ゴールデンカムイ』など、多くの作品でナレーションを担当。読者からは「『ゴールデンカムイ』では立木さんの声が聞こえるだけで壮大なスケール感が伝わってくるほど。とくに次回予告は『次回』とサブタイトルだけのナレーションなのに期待が膨らみます。説得力がすごすぎる!」や「『仮面ライダーW』は渋い声がハードボイルドな雰囲気にぴったりでした」と世界観を盛り上げていると絶賛のコメントが寄せられました。
またバラエティ番組でもお馴染み。とくに『世界の果てまでイッテQ!』は「立木さんのナレーションで番組の面白さも倍増! 出演者への切れ味の良いツッコミに思わず笑ってしまいます」や「あのナレーションを聞いただけで日曜日が最高の曜日になるぐらい大好き」と人気を博しており、「シリアスなキャラクターを演じているときと印象がまったく違っていて、そのギャップに驚いた」という声も届いています。
第2位
2位は下野紘さん。支持率は約7パーセントでした。
音楽番組『CDTV ライブ!ライブ!』に言及した読者が多く、「紹介するアーティストや曲に合わせて、いろいろな声色で紹介しているので、より心にグッときます」や「元気で明るい声やしっとり落ち着いた声など、場面場面にマッチした曲紹介はテンションが上がる!」と楽曲の魅力を引き立てています。
8月29日には4時間スペシャルも控えており、ファン注目の番組になりそうです。
そのほかNHK『コンテナ全部開けちゃいました』には「コンテナあけ太郎という進行役のキャラクターを担当していて、たまに聞こえる素の下野さんの声が楽しめるのが最高! 出演者のカズレーザーさんとの絡みも面白いです」とのコメントもありました。
第3位
3位は中井和哉さん。支持率は約5パーセントでした。
今年4月から担当しているNHK『クローズアップ現代』について「落ち着いた声のトーンと抑揚の妙で、難しい内容もスッキリと頭に入ってきます」とナレーションによって報道内容が理解しやすくなっているとの声が。
『スッキリ!!』や『アッコにおまかせ!』など、長年担当している情報番組も「ニュースでは真面目なナレーション、エンタメでは明るいナレーションなど幅広い声が聞けるのがファンとして嬉しい」と人気が高かったです。
なお女性声優では4位に沢城みゆきさんがランクイン。アニメからテレビ番組まで幅広くナレーションを務めていますが、『報道ステーション』への投票が目立っており、「沢城さんの声はニュースも聞き取りやすくて心地良いです」とのコメントが寄せられました。
今回のアンケートではアニメはもちろんバラエティや音楽番組、CMなどにも多数出演する声優陣がランクインする結果となりました。次ページのトップ20もぜひご覧ください!
■ランキングトップ10
[好きな“ナレーション・天の声”を担当する声優さんといえば?]
1位 立木文彦
2位 下野紘
3位 中井和哉
4位 沢城みゆき
5位 花江夏樹
6位 若本規夫
7位 諏訪部順一
8位 佐倉綾音
8位 水樹奈々
10位 大塚芳忠
10位 早見沙織
(回答期間:2022年8月13日~8月20日)
■ランキングトップ20
[好きな“ナレーション・天の声”を担当する声優さんといえば?]
1位 立木文彦
2位 下野紘
3位 中井和哉
4位 沢城みゆき
5位 花江夏樹
6位 若本規夫
7位 諏訪部順一
8位 佐倉綾音
8位 水樹奈々
10位 大塚芳忠
10位 早見沙織
12位 津田健次郎
13位 神谷浩史
13位 山寺宏一
15位 藤原啓治
16位 青山穣
16位 大塚明夫
16位 櫻井孝宏
16位 高山みなみ
19位 大川透
19位 安元洋貴
(回答期間:2022年8月13日~8月20日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。