派遣社員は即戦力が基本とはいえ、会社ごとに異なる業務を何も教えられないままこなすことは困難だ。キャリコネニュースに、「仕事を即行で辞めた」ことがある派遣社員の読者から体験談が寄せられた。（文：コティマム）
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
「今その会社の人に会うと吐くかもしれない」
福岡県の50代女性は、派遣社員として働いていたカード会社をわずか6日で退職することになった。主な理由は、業務を教えてもらえなかったことだ。
「わかるまで教えてと派遣元に頼んでいたが改善されない」ため、更新の話が出た時に、女性は「これ以上は」と更新しない意思を示した。すると、「（派遣先が）『もっと早く辞めて』と直接言ってきた」という。
派遣先の上司は「自分の発表会のようなのが忙しく、全く状況把握せず」という状態だった。しかも
「自分の部下は優秀なのに、私がそれに『ついていけてない』と言い放たれました。流れがわからない中、次から次へと仕事を増やしていくのに、『ついていけない私が悪いの？』と悩む日々。すぐに体調に異変が。逃げるように退職」
退職後に女性の体調は回復したが、「今その会社の人に会うと吐くかもしれないですね」と、トラウマになっているようだ。
