「男だから」「女だから」と、性別によって嫌な目にあうことがある。特に女性は、仕事の待遇面で差を感じることが多いようだ。キャリコネニュースには、
「平成元年に就職した時、女性という事で初任給が1万円低かった」(東京都/50代女性/サービス・販売・外食/その他/年収150万円)
といった嘆きが寄せられている。(文:コティマム)
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
「部内唯一の男というだけで昇進」
東京都の40代女性(クリエイティブ/正社員/年収700万円)は、社内の人事にこんな不満を抱く。
「実務もマネジメントもできず、社内外でも信頼がなく、パワハラも日常茶飯事だが、『部内唯一の男というだけで昇進』しました。女性部員全員絶句しています」
また大阪府の30代女性(営業/正社員/年収600万円)は、「外部で開催されている有償のマネジャー研修を、男性営業だけに受けさせ女性営業は受けさせてもらえなかった」と明かす。
さらに女性は、男性上司から衝撃的な言葉を投げかけられた。
「育休復帰後に、『なぜ子どもを預けてまで働くのか。自分の嫁は主婦で頑張っている。お前は生活レベルを下げられないのか』と言われた」
愛知県の50代女性(設備・交通・運輸/正社員/年収400万円)は、過去の転職活動時の出来事を教えてくれた。
「就職希望を伝えると、『先日社内で男女間のトラブルがあり、女性は雇わないことにした』と断られた」
トラブルは女性だけの責任ではないはずだし、転職希望の女性にはまったく関係のないことだが……。理不尽な女性蔑視は挙げればきりがないようだ。
「事務員でこんな給料もらえるところ他にないで」と見下してくる上司にイラッ
残業80時間近くなのに「何がそんなに忙しいの?」と言ってきた上司