大学へ進学するために奨学金を利用することは珍しくない。現在、奨学金を返済中だという30代前半の女性(東京都/企画・マーケティング・経営・管理職/年収400万円)は、奨学金について友人からショックなことを言われたという。(文:永本かおり)
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「奨学金を借りたのは私の意志であり、親は関係ない」
「私は大学生の時奨学金を借りて通っており、今も返済中です」と明かす女性。就職して自分のペースで返済を続けているようだ。
「ある時、そのことを知っている友人と奨学金の話になった際『うちの親はちゃんとしてるから奨学金なんて借りなかったんだけど~』と言われました」
確かに、貸与型の奨学金は借金であり親の経済力によってはしなくても済むものだ。しかしたとえ「親がちゃんとして」いても、兄弟の人数や進学先の学費によっては利用せざるを得ないこともある。女性は、友人から言われたこの一言に
「内心では私の親のことをちゃんとしてないと思っていたのか……とかなりショックでした。 そもそも奨学金を借りたのは私の意志であり、親は関係ないのに……」
と相当傷ついた様子で思いを綴った。