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行動制限のない今年の夏、バイクで出かけた(予定)という人が6割近くに

2022年08月25日 07:51  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、8月19日の「バイクの日」にちなんでバイクユーザーを対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。


○コロナ禍のバイク利用、実態は?



同調査では過去に「オートバイ」を車種選択して駐車場を予約した全国のユーザーを対象にバイク利用の実態を調べた。調査期間は2022年7月25日~8月1日、有効回答数は288だった。


最初に2019年(新型コロナウイルス感染拡大前)と比較して移動手段としてバイクを利用している頻度を聞いたところ、39%が「増えた」と回答。「減った」は1割以下(9%)という結果になった。


一部地域で緊急事態宣言が発令されていた2021年5月に実施した調査では、41%の人が「増えた」と回答。新型コロナウイルスによる規制が緩和されている現在と比較しても、バイクの利用頻度に大きな変化がないことがわかる。


また「2019年と比較して移動手段としてバイクを利用する頻度が増えた」と回答した人に「今後、新型コロナウイルスが落ち着いた後も変わらない頻度でバイクを利用するか」を聞いたところ、85%の人が「バイクを利用する」と回答している。



理由としては「移動が楽だから」「便利だから」などが挙がった。密を避けて移動する手段のひとつとしてバイクを利用していた人のなかには、今後も変わらずバイク移動を続けるという人が多いようだ。


利用目的別にバイクで移動する頻度を見てみると、「通勤・通学」目的でバイクに乗る人は他の利用目的に比べてバイクを利用する頻度が高い傾向にあることがわかった。



一方で「イベント・コンサート・試合観戦」など非日常で「月に数回ほど」利用する人もおり、日常生活での移動や休日のおでかけなど幅広い利用目的で定期的にバイクを利用する人がいることがわかる。


続いて、今年の夏にバイクでのお出かけを予定しているか聞いたところ、6割近い人が「出かける予定、またはすでに出かけた」と回答。3年ぶりとなる行動制限のない夏ということもあり、多くの人がバイクで出かける意向であることがわかる。


続いて、今年の夏にツーリングに行きたい都道府県を聞いてみたところ第1位は「北海道」(11%)という結果に。信号が少なく広大な土地が広がる北海道はライダーの聖地とも呼ばれており、人気があるようだ。



また上位7都道府県は全て東日本という結果になっており、西日本より東日本にツーリングに行く人が多いことがうかがえる。


続いてバイクに関する情報源として何を活用しているか聞いたところ「バイクに関するwebサイト」(70%)が最多ということがわかった。



次いで「SNS」(41%)、「バイクに関するYouTube動画」(38%)という結果になっている。バイクの情報は主にインターネット上で収集する人が多いようだ。


最後にバイク移動での困りごとを聞いてみたところ、「バイク駐車場を探すのが手間である」(83%)と答えた人が最多という結果となった。土地のオーナーによっては敷地内でのバイクの駐車を禁止としていたり、コインパーキングでもバイクが利用できない駐車場があることも要因と考えられる。



また「目的地にバイク駐車場がない」(81%)、「バイク駐車場が混雑していて停められない事がある」(49%)、「駐車料金が高い」(21%)などが挙げられており、バイク利用者にとって駐車場に関する困りごとは大きな課題となっているようだ。(エボル)